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ホットペッパー
- 2012/11/24
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ホットペッパー以外にも提携カード割引やOKキャッシュバックのなどがあるから、別に紙のクーポンはいらないという意見もありますが、果たしてそうでしょうか。
ホットペッパーなどのクーポン付き情報紙の読者は、クーポンを持ってお店にいきます。
食事やサービスが気に入るとリピーターとして、クーポンがなくても店を利用するようになります。
次号が発行されると、新たなクーポンを持って新たな店に行きます。そして、食事やサービスが気に入ると、その店のリピーターになります。
その繰り返しで、
ホットペッパーに載っている店は、おいしくてサービスが良いというイメージが消費者に刷り込まれ、掲載するお店も、それならホットペッパーに広告を出そうということになります。
クーポン付き広告を出すと、間違いなく利用客が増えます。
利用客は、その店の料理やサービスが気に入ればクーポンがなくても、リピーターになります。
広告を出稿するお店は、それが目的ですから、掲載紙が発行されると、店主もスタッフも万全の体制で利用客に対応します。
一時的な利益だけを期待して広告を出すとどうなるか。
スタッフに考えが浸透していないなど、体制が十分でないと、通常を超える利用客に対する対応が疎かになりかねません。
クーポンを持った利用客は、ほかの店とどう違うの?大したことないじゃん。
という反応になりますし、最悪の場合、味やサービスの低下を引き起こして、常連客も離れていきます。
クーポンを出したときだけ利用客が増え、クーポンがないと客足が落ちるという悪循環に陥ります。
このような事例が続くと、情報紙の信頼性も失われていきます。