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デジタル一眼レフカメラ
- 2013/11/30
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このところ、カメラが欲しいけど、どんなカメラが良いかという質問が多いので、まとめてみます。
デジタルカメラは大きく、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトに分けることができます。
写真はカメラのレンズから入った像を目で見て構図を決めてピントを合わせ、レンズから入った像を撮影します。どのカメラでも共通です。
初期の一般用カメラは、撮影者用と構図やピント合わせるファインダーは別なレンズでした。このうち、同じ仕組みのレンズが二つついたカメラを二眼カメラと呼んでいました。
一眼レフ(Single Lens Reflex)とは、構図やピントを合わせるレンズと撮影するレンズがひとつになったカメラです。
レンズから入った像をミラーで反射させ、プリズムを通してみることができます。
シャッターを切るとミラーが上がって、シャッター幕が開き、レンズから入った像はフィルムに到達します。
デジタルカメラでは、フィルムではなく撮像素子で結像します。撮像素子にはCCDとCMOSがあり、カタログに載っている画素数は、このCCDやCMOSの解像度です。
CCDが受光した像は画像エンジンで変換され、記録されます。
さて、本題の、どんな一眼レフが良いかですが、いま、一般ユーザー向けのデジタル一眼レフを作っているメーカーは、キヤノン、ニコン、ペンタックスだけです。
欧州のローライ、ハッセルブラッド、ライカも作っていますが、一般ユーザーの手に届くような価格ではありません。サ
キヤノンとニコンは、エントリー機からプロ用上級機まで、いわゆる35mm版のラインナップを揃えています。
ペンタックスは、エントリー機から上級までは35mm判、プロ機は645という中判を踏襲したサイズとなっています。
35mm判、もともと35mm幅のフィルム使っていたことに由来するフィルムサイズですが、フィルムを使わないデジタルカメラでも便宜上、よく使います。
レンズから入った像を受ける撮像素子にはCCDとCMOSがありますが、実用上では、どちらも大差ありません。
また、一眼レフの撮像素子には、フィルムと同じ画面サイズの「フルサイズ」と約半分のサイズの「APS」、フルサイズの約2倍の「中判」があります。