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デジタルカメラの画素数
- 2016/8/23
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いまメインで使っているカメラの解像度は、約1600万画素(4928×3264ピクセル)です。
最近はアマチュア用でも2000万画素、プロ用だと3000万画素や5000万画素のカメラもありますが、どのくらいの画素数があると良いのでしょうか。
最近は写真をプリントする人は少なく、PCやスマホ等で観る人が多くなっています。
一般的なPCモニターは約200〜230万画素で、業務用のPCモニターが約369万画素。
高画質4Kモニターは約829万画素です。
一般的な商業印刷の画質は350dpiで、必要で解像度はサイズでかわります。
A4サイズだと4093×2894=約1185万画素で、細密印刷でも4677×3307=約1547万画素。
これより大きい画素数は必要としません。
A4のカタログやチラシ等の約半分、即ち使用するサイズがA5相当なら、この半分の画素になります。
画素数がこの必要サイズより大きいメリットに、トリミングがあります。
たとえば、4000ピクセル×3000ピクセルで撮った写真の両端をトリミングで切り取って、正方形で使う場合、3000ピクセル×3000ピクセルになります。
このような場合、もとの写真は4000×3000ピクセル=1200万画素ですが、トリミングしたあとの写真は3000×3000ピクセル=900万画素になります。
同じように1600万画素で撮った写真の半分だけ使うなら写真の画素は半分の約800万画素になります。
撮影した写真の半分だけを使ってA4(=約1185万画素)の写真を仕上げるなら、倍の2400万画素近い画素数が必要ですが、全面写真は殆どトリミングをせず、カットするにしてもせいぜい1〜2割。
それほど大きい画素を必要とするケースはめったにありません。
必要以上に画素が大きいと、余計なモノが写り込んで、余計な作業がかかることもあります。
黒い瓶を撮った時、最高画質にするとどうしても撮っている自分が写り込んでしまうので、画質を落として撮ったことがあるし、プロが撮ったプロフィール写真で、眼球にカメラが写り込んでいたこともあります。
プロカメラマンならともかく、印刷に従事しているアマチュアが使うカメラは1500万画素あれば十分で、それ以上大きいと無駄にメモリを消費するだけになってしまいかねません。
私が必要とする最大画素はA4で必須の1200万画素+20〜30パーセントなので、1500〜1800万画素に絞ってカメラを選んでいます。
ちなみに写真プリントはもっと少ない画素でく、A4が3525×2480ピクセル(約864万画素)、ポストカード(KG)だと1795×1205ピクセル(約216万画素)です。
カメラの画素数(最大ピクセル)はカタログに掲載されています。
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