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デジタルカメラの撮り方 動体撮影と夜景
- 2013/9/4
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動体撮影
シャッタースピード優先機能(Sモード)を使います。
シャッタースピードを速くして、被写体と背景を止めて写す方法と、若干、遅めにして被写体は止めて背景は動いている流し撮りがあります。
カメラを固定して、被写体がファインダーに入った瞬間にシャッターを切ると、撮影者がシャターボタンを押すまでのタイムラグとシャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでのタイムラグが生じて、被写体が外れてしまいます。
ファインダーで被写体を捉えたまま、被写体の動きに合わせてカメラを動かして撮ると良いです。
望遠レンズを使う場合は、手ぶれが起こりやすくなりますので、三脚を使います。
どの角度へも自由に動かせる「自由雲台」は、ポートレートでは便利ですが、スポーツ写真は、「3Way雲台」の方が安定します。
3Way雲台には、上下(チルド)、左右(パーン)、縦位置や横位置などカメラの角度を変えるレバーがあります。
動体撮影は、左右に振るパーンは緩めてフリーにします。サッカーのように上下の動きもある場合は、上下(チルド)は固めにします。カメラの角度は動かないように固定します。
横一線にしか動かない被写体であれば、チルドも固定します。
スポーツをよく撮る人はレリーズ(またはリモコン)があると便利です。
左手でレンズを操作し、右手で三脚のチルドを操作するバーを操作しながら、レシーズまたはリモコンでシャッターを切ります。
はじめのうちは、チルドの締め具合や操作が難しいですが、慣れるしかありません。
夜景
夜景を撮るときに、ストロボを使っている人を見かけることがあります。
コンパクトカメラのストロボの光の届く範囲は、せいぜい2〜3mで、一眼レフの内蔵ストロボも3〜4m位です。プロ用の外付けでも10mも届きません。
夜景をバックに人を撮るときに、オートストロボを使うと人物にストロボ光が届いて、バックの夜景は真っ暗になります。
夜景を撮影するポイントですが、F値は8〜11で、風景と同じく被写界深度を深く(=ピントが合う範囲を広く)します。
シャッタースピードは、カメラの露出計で合わせると良いでしょう。
マニュアルだったら適正露出と、その前後で何枚か撮ります。
ISO感度を上げるとノイズがあるので、ISOは100か200にしますが、シャッタースピードが遅くなるので、三脚を使用しましょう。
また、シャッターを切るときの振動を防ぐためレリーズが理想ですが、ないときはセルフタイマーを使う手もあります。