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デジカメと画質
- 2012/12/23
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昨日の続き
商業印刷で使う商品写真は、200〜300万画素で十分ですが、イメージ写真などはもう少し高い350〜500万画素で撮るときれいに印刷できます。
商業印刷で使う商品写真は、200〜300万画素で十分ですが、イメージ写真などはもう少し高い350〜500万画素で撮るときれいに印刷できます。
インクジェットプリンターの画質はdpiで表しますが、オフセット印刷の網点(ドット)はスクリーン線数といい、lpiで表します。
1インチにいくつの線が引けるかを表す数字です。
新聞は、60〜80lpi
書籍や雑誌は、80〜133lpi
カタログやチラシなどの商業印刷は、150〜175 lpiが一般的です。
絵画や写真集では200 lpiや300 lpi以上の高細密の印刷もあります。
新聞に掲載されている写真などを見ると、粗い網がはっきりと判ります。
商業印刷の網は肉眼では判りませんが、ルーペで見るとよく判ります。
高細密印刷になると、小さいルーペでは網点が判らないくらいです。
いうまでもありませんが、スクリーン線数が高い印刷物ほど、高画質で撮る必要があります。
ところで、画素数が大きいほど、高画質とは限りません。
どれほど画素数が大きくても、コンパクトカメラには限界があります。
デジタルカメラは、レンズから入った光信号を撮像素子(CCD/CMOS)で電気信号に置き換えて、記録します。
写真は光の入口であるレンズの性能によって左右されます。
また、撮像素子は画素数が同じであれば、サイズが大きいほど、より多くの光を取り込むことができます。
画質を優先させて画素数を抑えたカメラもあります。
画素数=画質ではないのです。