オンドル

ソウルの冬はとても寒く、オンドルが誕生しました。
かつては、台所の竃で煮炊きの際に発生する煙を床下に通し、床を暖めることで部屋全体をも暖める仕組みで、火災の避けるためにオンドル部屋は板石で、その上に油紙を貼っていました。
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竈の火で床下を暖める構造上、2階以上の床下を暖めることはできず、韓国の伝統家屋は平屋になっています。
中高層アパートが普及した現代、旧来の方式でのオンドル暖房は構造的にできなくなり、温水床暖房が一般的です。
電気もありますが、ガスや灯油が多く、室温調整が可能で、多くは風呂やシャワー、台所等の温水ボイラーとセットで組み込まれています。
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ソウルは氷点下10度前後まで下がるので、オンドルを切ると水道管が凍結しかねないので、就寝時や外出時など「外出モード」にしておきます。
床暖房の熱を効率的に人体に伝えるため、布団や座布団は薄いいわゆる煎餅布団で、畳社会の日本人が布団を敷いて寝ると一晩で節々が痛くなります。
昨今はベッドを使う人が増えていますが、暖房は床を暖めて暖をとる習慣からか、温水式の敷毛布が人気です。
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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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