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イベント企画の発注 トラブルと対策その2
- 2013/1/21
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出番まで時間があるからと客席にいく人、時間前にステージの袖に来てしまう人、ウロウロしているうちに迷子になる人など、さまざまですが、進行管理者は、ステージの進行状況を見ながら呼びにいくタイミングを計ります。
対処法として、レクチャーの際に、迎えにいく人と控え室の担当者が同席します。
○タイミングを見て迎えに行くことと、凡その時間を伝えます。
○迎えにいく人を紹介します。
○出演者が控え室を出ようとしたら、控え室の担当者が声をかけて、「何時何分頃、呼びに来ますので、それまでに戻ってきてください」などとを念押しします。
ウロウロしているうちに迷子になってしまったら、その出演者も焦ってしまうので、上記の対策はとても大切です。
ちなみに、レクチャーの内容は、
○デハケのタイミング―司会者の合図orステージ袖の進行管理者の合図など
○迎えにいく大凡の時間
○その時間に部屋で待っていること。
○講演などでは、持ち時間の再確認と準備物
○司会者が紹介する内容—肩書きなど—の再確認です。
時間に余裕があって、出演者が希望すれば、出番の際と同じルートでステージまで案内します。
ちょっとしたことですが、これだけで出演者の緊張もほぐれるものです。
会場がホテルや会社内の場合、控え室は更衣室程度の役割しかなく、着替えが必要なければ、控え室を設けないこともあります。
出演者は、大抵、主催者と一緒にいるか、バックヤードで控え室の担当者と一緒にいることになるので、行方不明になることはありません。
以前、実際にあったトラブルで、パネルディスカッションに出演するパネラーが、集合時間になっても来なかったことがあります。
まさかと思い、事務所に電話をしたら、パネラーが日付を間違えていて、まだ事務所にいました。
午後のイベントで、遠方から参加するパネラーがいたこともあり、パネラー全員と主催者の昼食会を設定していたので、昼食会への遅刻で、本番に支障はありませんでした。
パネラー自身が自動車を運転して会場に向かっている途中、道に迷ってしまったこともあります。
いずれも、本人は焦ったようでしたが、集合時間を早めに設定していたので、事なきを得ました。