韓国・駐在員の3つの就労ビザ

駐在員のビザはD7、D8、E7があり、派遣先の形態で変わります。
D7は支店や連絡事務所に勤務する駐在員に発給されるビザです。
派遣元で1年以上の勤務実績というルールはありますが、企業内転勤なので拒絶はほぼありません。
D8は外国人投資企業である現地法人に勤務する人に発給されるビザです。
経営管理や技術管理など必須人材に発給されるビザなので、規模に比べて人数が多いとか、管理職ではない一般社員は拒絶されることがあります。
管理職かどうかは、現地の肩書き等によります。
E7は資本関係がない企業へ出向する駐在員に発給されるビザです。
現地採用の扱いで、上述の支店、連絡事務所、現地法人であっても現地採用者は原則的にE7になります。
前任者の帰国や退職に伴う採用は早く受給できますが、新規の場合は2ヶ月程度かかるようです。
D8はノービザで入国後に申請・取得できますが、D7とE7はノービザで入国後の申請・取得はできず、日本にある領事館で取得するか、他のビザからの切替え取得になります。
また、入国後の外国人登録および更新もD8は出入国管理事務所に専用窓口があり、KOTRAやソウルグローバルセンターでも手続きできますが、D7とE7は出入国管理事務所(出張所)での手続きになります。


kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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