韓国の地方 鉄原

今月のお題その1は、韓国のおススメの地方です。
韓国の地方といえば、慶州や全州を思い浮かべる人が多いと思います。

ソウルの近くだと、仁川や水原もありますが、今回は鉄原を紹介します。
朝鮮戦争(韓国では韓国戦争)のあと、韓国と北朝鮮は休戦協定を結び、38度線を境に対峙しています。
とはいえ、ソウルにいると地下鉄で軍服を着ている人を見かけるくらいで、軍事的に対立していることは忘れてしまいます。
緊張状態にあることを思い知ったのが平澤に行ったときです。
2012年4月、平澤の軍港に海上自衛隊の艦船が入港し、艦船見学ツアーに参加しました。
日本でも海上自衛隊の艦船を見る機会は滅多になく、貴重な体験でした。
自衛艦を降りた後、韓国海軍の案内で「天安」を見せてもらいました。
哨戒船「天安」は2010年3月26日に黄海上で爆発・沈没し、四十六人の乗員が亡くなりました。
船体を引き上げたときに、北朝鮮製の魚雷が発見されたことなど魚雷の爆発により沈没したものと推定されています。(※北朝鮮は否定)
引き上げられた船体の近くにある展示館では、亡くなった乗員の遺留品ともに名簿を記載していますが、大半が事故当時20歳前後の若い兵士ばかりです。
軍の施設内にあるため、いつでも見学できるわけではありません。

平澤港に入港した自衛隊艦船
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引き上げられた天安
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さて、本題の鉄原は1975年に発見された第2トンネルなどがある地域です。
見学は予約不要で、当日、ツアーの20分前までに鉄の三角戦跡地管理事務所(戦跡館)に申請します。軍が管理するDMZで、ガイドについて巡ります。
ツアーは09:30、10:30、13:00、14:00(夏期は14:30)に出発し、約2時間半〜3時間。平日の見学者は各自、自家用車に乗ってガイド車両の後ろをついて行く不思議なツアーです。

ここでツアーに申し込みます。ツアーもここから出発です。
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参加者の車を連ねて安保エリアに入ります。
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第2トンネル入口。ヘルメットを受け取ります。
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平和展望台。鉄原平野やDMZ周辺、さらには北朝鮮も見ることができます。
DMZは撮影不可なので外観を紹介します。
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月井里駅
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労働党舎
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労働党舎は安保エリアの外なので自由に見学・撮影ができますが、その他は軍が管理するエリアの中。
要所要所で銃を構える兵士は、これまた20歳くらいの若者たちで、ソウルの安全はこういう若い人に支えられていることがわかります。
平和を守っていかなければと改めて感じるところです。

政治家の皆さんには、ぜひ見に行って欲しいモノです。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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