WEBアクセシビリティとWEB標準

早いもので、今年も残すところ1ヶ月をきりました。
ソウル市内では、赤いコートを着て募金活動を行う救世軍の活動がスタートしました。

忘年会(送年会)で飲む機会が増えると思いますが、寒さも厳しくなりますので、飲み過ぎや体調管理には注意しましょう。

WEBアクセシビリティ
WEBサイトに簡単にアクセスできない環境、あるいは、障害者など一般の人たちとは異なる人々の情報格差を減らそうというのがWEBアクセシビリティの基本的な考えです。
健常者は、マウスを動かし、キーボードを操作し、WEBサイトの文字を問題なく見ることができますが、障害者や高齢者など限界があります。
WEBサイト(ホームページ)が情報ツールとして普及してくると、健常者との情報格差の問題が生じてきました。

そこで、「Webを利用するすべての人が、年齢や身体的制約、利用環境等に関係なく、Webで提供されている情報に問題なくアクセスし、コンテンツや機能を利用できる」Webアクセシビリティ標準が1999年にできあがり、2000年代に各国に広がりました。

似たような単語にユーザビリティがあります。
ユーザビリティは使いやすさであり、Webアクセシビリティは、ユーザーがそのWebコンテンツを使えるかどうかという違いがあります。

韓国では、公共機関や公共性の高い企業のサイトは、2013年までにこのWEBアクセシビリティ標準を遵守することが義務付けられています。
一般企業は、まだ義務化はされていませんが、今後、義務化されていく可能性があります。

WEB標準
WEBアクセシビリティと似た考え方にWEB標準があります。
多くのサイトがグローバル化し、また、WindowsのInternet Explorerに加え、Google ChromeやFirefox、Opera、また、MacのSafariなど、Internet Explorer以外のアプリケーションソフトでインターネットにアクセスする人が増えてきました。
Internet Explorerに合わせて作ったサイトがGoogle Chromeでは違う形に見えることはよくありますし、MacのSafariでは表示できないサイトもあります。
WEB標準とは、このような環境、Windows、Mac、あるいは上述のどのアプリケーションを使っても、意図した通りに見ることができるようWEBサイトを作るというものです。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

この著者の最新の記事

関連記事

話題の記事

  1. 古宮など韓服を着る日本人観光客を目にするようになりました。 旅行者は無論、韓国生活の記念に韓服写真…
  2. 明洞の趙成珉(チョウ・ソンミン)メガネ・コンタクトが明洞創業23周年を記念して、コロナ克服特別割引セ…
  3. 暑い日が続く昨今、アイスコーヒーでリフレッシュしませんか。 コリア便利がご紹介するUCCコーヒ…
  4. 韓国語学習者の間で話題になっている新刊書の共同購入のご案内です。 韓国未発売の書籍の注文をKORE…
  5. 明洞の趙成珉メガネコンタクトで、KOREA Benri 読者の方にブルーライトカットレンズを…

カート

商品カテゴリー

ページ上部へ戻る