
印刷業界用語 その2
小森、三菱、RYOBIなど、印刷機メーカーの…

印刷業界用語
前にも書きましたが、どの業界にも業界用語があります。
もちろん、印刷業界もたくさんあります。
昨日書いたスクリーン線数、業界人同士では単に「線数」と呼んでいます。
1インチのなかに、どれだけの線(つまりドット)があるかを表す数値です。
印刷機や紙のサイズに「菊全判」や「菊半裁」があります。
菊全判は939×636mm、菊半裁は636×469mmです。
国際規格のA1判のサイズが841×541mmで、A2判はその半分の594×420mmですが、オフセット印刷では、印刷機が用紙を掴んで送るための余白が必要で、A1判に余白分を足したサイズが菊全判、A2判に余白を足したサイズが菊半裁です。
ちなみに、菊全判や菊半裁という表現は、日本も韓国も共通です。
日本のJIS規格にはBサイズもあるので、日本ではB1判に余白を足した四六判1091×788mmも普及しています。
蛇足ですが、ベテランになるとA判やB判のサイズはmm単位で記憶しています。
カラー印刷は、C(シアン)•M(マゼンタ)•Y(イエロー)•K(…

デジカメと画質
昨日の続き商業印刷で使う商品写真は、200〜300万画素で十分ですが、イメージ写真などはもう少し高い350〜500万画素で撮るときれいに印刷できます。インクジェットプリンターの画質はdpiで表しますが、オフセット印刷の網点(ドット)はスクリーン線数といい、lpiで表します。1インチにいくつの線が引けるかを表す数字です。新聞は、60〜80lpi書籍や雑誌は、80〜133lpiカタログやチラシなどの商業印刷は、150〜175…

デジタルカメラと画質
デジタルカメラの画質はどんどんよくなり、一眼レフは2000万画素を超え、コンパクトカメラでも1000万画素を超えるのが当たり前になってきました。商業印刷に掲載する写真は、どのくらいの画素が必要かというと、カタログに掲載する商品など、200〜300万画素くらいあれば奇麗に印刷できます。撮影を専門家に依頼する時間がないときなど、自分で商品写真を撮ることもありますが、大抵200万画素で撮っています。大は小を兼ねるということで、最大画質で撮影して、適度な画質に修正することもできますが、最大画質で撮ると、粗まで写ってしまうこともあります。やっかいな商品のひとつが日本酒の瓶です。いろいろな物が写り込んでしまいます。蛍光灯やストロボの光は、はっきりと瓶に写ります。そこで、蛍光灯を消して、ストロボも直接当てずに反射光で撮るのですが、撮影者やカメラまで瓶に写ってしまいます。1000万超の画素で撮影すると、撮影者やカメラがくっきりと瓶に写り込んでしまいますので、撮影者の影やカメラが判別できないぎりぎりのレベルまで、画質を落として撮影します。肖像写真でも、1000万超の画質で顔のアップを撮るとシワや化粧の粗まで判別ができますし、書を撮ったときには、紙の折り目まで写ってしまいました。一度、写ってしまったものを加工して消すこともできますが、自然な感じになるように加工処理するのは大変な作業なので、はじめから判別できないぎりぎりのレベルまで画質を落として撮影します。観光ポスターで風景を使う場合など、画質が高いほど奇麗な仕上がりになります。商業印刷に使う写真は、被写体と目的を考えた画質で撮るのが理想です。…

Face BookとLINE
Face Book、Twitter 、LINE、カカオトークなど、コミュニケーションツールで繋がっている人が増えています。電話だと相手の状況が見えないので、通話可能かどうか確認してから通話することになりますが、メッセンジャーは、送る側の都合の良い時間にメッセージを送ることができ、受ける側も都合の良い時間に受け取れるメリットがあります。同じ事務所にいる人同士や電車に乗り合わせている人同士が、口ではなくメールやチャットで会話している場面も増えています。何となく不思議な感じもしますが、口頭だと忘れてしまうことも、メールだと文書で残るメリットがあります。また、声を出さないので、電車やバスのなかで、周りに迷惑をかけることもありません。LINEは、通信会社や端末を問わず、インターネット電話やチャットを行うことができるアプリケーションです。カカオトークは、スマートフォン向けのインスタントメッセンジャーです。複数の人と同時に話せるグループチャットや、写真や動画をやり取りできるマルチメディアチャットにも対応しています。実用上の基本的な違いは少なく、カカオトークはスマートフォン専用、LINEは携帯やPCでも可能といったところです。Twitter…

会社案内
会社案内を作る目的は、3つあります。
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スマートフォン
今日は大統領選で祝日。閑話休題、携帯電話の話です。日本では日曜日に投票が行われますが、韓国では投票日が休日になります。ソウルに住んでいる日本人の携帯電話をみると、iPhoneが多いことに気づきます。多くの人がスマートフォンを使っていますが、韓国語と英語以外の言語に対応している携帯電話の機種は限られ、そのなかで、どこでも購入可能な機種がiPhoneだけなのです。世界の携帯電話市場で大きなシェアを持っている韓国のSamsungは、韓国ではいうまでもなく、利用者が圧倒的に多いのですが、韓国で売られているSamsungのGalaxyは韓国語と英語しか対応していません。韓国で売られているSamsungの携帯電話では、平仮名と片仮名は記号扱いなので、仮名で文字メールを打つことは、一応はできるものの、とても面倒で、スマートフォンが普及する前、在韓日本人同士ではローマ字やハングルの文字メールで、連絡を取り合っていました。ハングルは発音記号なので、子音と母音の組み合わせで、日本語の文章をつくることができるのです。Face…

制作と製作
気づいている方もいるかも知れませんが、このブログでも、日常の業務でも「制作」と「製作」を使い分けています。テレビではプランニングから撮影、編集などのCF(Commercial…

デザイナー
一昨日に続いて、広告に関わる職業の紹介。デザイナーというと、工業デザイナー、服飾デザイナーなど、業種によって、様々なデザイナーがいますが、広告業界でデザイナーというと、印刷や新聞広告のデザイナーとWebデザイナーを指します。DTP(Desk…

コンサートと国際化
昨夕は、貞洞の教会で、ヘンデル/メサイアのコンサートがありました。オーケストラ、合唱、ソリストなど100人足らずですので、規模は普通ですが、プログラムによると、40カ国以上のメンバーで構成しています。ソウルに住む40カ国以上のメンバーが、2ヶ月半の間、韓国の大学で教鞭をとるアメリカ人指導者のもと、ひとつになって、音楽を作りあげています。聴衆の国籍も多彩です。このメサイアを作曲したヘンデルもドイツで生まれで、イギリスに帰化しています。ドイツのハノーファー選定侯の宮廷音楽家をしているときに、イギリスに渡って、ドイツに帰らずに、イギリスに滞在していました。イギリスのアン王女が亡くなり、ヘンデルがドイツで仕えていたハノーファー選定侯が、ジョージ1世として、イギリス国王に迎えられ、宮廷で音楽活動を続けました。このジョージ1世も子のジョージ2世もイギリス国王とハノーファー選定侯を兼ねていたので、両国を行ったり来たりしていたため、国王の代わりに政務を執る首相を置きました。「君臨すれども統治せず」といわれる制度は、このジョージ1世、ジョージ2世のときに、端を発しています。話を戻すと、昨日のコンサートは、アメリカ、カナダ、フランス、もちろん韓国などソウルに住む40カ国以上のメンバーで構成されています。韓国は内需が小さく、貿易、特に輸出が国の経済を支えています。自動車や造船、家電、携帯電話など、日本をはじめとする各国の技術を取り入れ、国内で生産•加工し、アジアや欧米に輸出しています。外国の文化や外国人に対して寛容である以上に、積極的に取り入れています。日本では、大企業は以前から海外に出ていますが、最近は、中小企業でもグローバル化などと言って、英語を学んだり、いろいろな国に視察に行ったりすることが流行っていますが、出て行くだけではなく、呼んで来て、一緒に何かをすると、その人が育った国や国民性に接することもできます。自国を離れて海外で暮らす人々は、自分の国を客観的に見ているものです。…

コピーライター
コピーライターという職業を耳にした方もいるのではないでしょうか。コピーライターの仕事には、ヘッドコピー、ボディコピー、リライトなどがあります。新聞広告や雑誌広告では、大きな文字で書かれたタイトルと小さな文字で書かれた説明文が載っている広告をみかけます。タイトルをヘッドコピー。説明文をボディコピーといいます。ヘッドコピーは、キャッチフレーズのようなもので、サブタイトルをつける場合もあります。ボディコピーは、広告の本文で、スペースに合わせて文章を作ります。テレビやラジオでは、ナレーションコピーともいいます。リライトというのは文章の手直し。書籍をつくる時に、書き慣れない人が書いた文を判りやすい、読みやすい表現に書き直すことがあります。また、書き手が複数だと、ある人は「ですます調」で、ある人は「である調」ということも多々あり、編集方針で、そのまま掲載することもありますが、統一する必要があるときには書き直します。誤字脱字のチェックも同時に行います。商業印刷では、スペース=文字数が決まっているので、スポンサーが用意した文などを決められた文字数に合わせて、手直しします。校正時には、禁則のチェックもします。日本語の文章には、文頭に句読点や小文字を書かないなど、いくつかの禁則があり、活字や写植の時代には、オペレーターがチェックしながら制作していましたが、いまは、PCで原稿をそのままデータ変換をするので、禁則は無視した状態で校正が出てきます。禁則は校正時にチェックします。書籍や商業印刷では、リライトをする立場ですが、新聞記事ではリライトを依頼することもあります。年に数回、新聞に記事を書いていますが、新聞記事は文章の統一性が大切で、編集方針もあるので、新聞に掲載する記事は、新聞社がリライトすることを念頭に書いています。…

選挙というイベント
12月16日は日本の衆議院議員選挙、12月19日は韓国の大統領選挙の投票日です。選挙では、各候補が選挙公約を掲げます。選挙公約は、候補者のブレーンが策定しますが、どのように表現すれば、より有権者に伝わりやすいか、PR•広告会社が考えるケースが増えています。最近の選挙では、PR•広告会社の役割が大きく、選挙を半ば専門的に扱うPR•広告会社もあります。ポスターや選挙公報などで使う写真は、さまざまな角度からさまざまな表情で、写真を撮ります。人の顔は左右非対称で、どの角度から見れば好感度が良いか、安心感が感じられるかなど、撮影した写真のなかから選び出し、修正します。ポスターなど、その候補者の顔が映え、イメージが伝わる背景とデザインを考えます。特に国政選挙では、候補者が直接、顔を合わせられる有権者は限られるので、写真のイメージは大切です。選挙公約をどう表現すれば、説得力があるか、選挙公報の文章作成だけではなく、演説の原稿もPR•広告会社のコピーライターが請け負います。最近は、選挙戦の模様をテレビで中継しますし、テレビ公報や対決する候補者と対談するテレビ討論もあるので、原稿はもちろん、服装や髪型、化粧などの見た目も大切で、スタイリストの役割も大きいです。選挙カーを手配し、選挙カーなどで演説する際に使う音響機器を手配し、さらに、候補者を囲んだり、あるいは、街頭で候補者をPRしたりするマネキンも手配します。公示から投票までの間、めまぐるしく変わる選挙戦をみながら、戦術をかえる必要もあるので、特に国政選挙では、選挙を専門的に扱う広告会社が請け負うケースが多いですが、地方選挙では、候補者や候補者を後援する人と付き合いのある広告会社が請け負うこともあります。江南スタイルのように、連日パフォーマンスを繰り広げるのとは違い、選挙は数年に一度。候補者にとっては一世一代のパフォーマンスということもあり、選挙戦は、なかなか見応えがあるイベントです。…