
商業印刷物
一口に商業印刷といってもいろいろあります。会社案内以前も書きましたが、会社案内には3つの目的があります。1 顧客(見込み先も含む)に会社のポリシーや製品などを伝えて取引をスムーズにする。2 採用予定者に会社のポリシーや業務内容を伝える。3 社員や家族に会社のポリシーやビジョンを伝え、求心力を高める。最近はパワーポイントで作ることも多くなりましたが、パワーポイントだと、受け取ったときには目を通しますが、見返すことはほとんどありません。数が少なければデジタル印刷機で印刷し、製本することもできます。カタログビジネスがB…

印刷発注の流れ4 校正
デザイン校正
カタログや会社案内などペ…

印刷発注の流れ3 デザインと素材
仕上がりの仕様が決まったら、デザイン…

印刷発注の流れ2 紙を決める
印刷用紙は、ほとんどが菊全判か菊半裁…

印刷発注の流れ1 仕様を決める
今日から印刷物を発注する流れを4〜5…

新年明けましておめでとうございます。
日本では年末年始はたっぷり休みます。日本の役所は12月29日から1月3日まで、金融機関も12月31日から1月3日までお休み。日本の広告会社や印刷会社は、12月は初売り広告や年始広告で忙しく、残業や休日出勤も多いので、長めに取る会社も少なくありません。韓国では、仕事納めは12月30日か12月31日で、1月2日が仕事始めですので、年末年始の休みは1日かせいぜい2日です。た今年はカレンダーの並びで12月30日が仕事納めの会社は、28日が仕事納めで、4連休になりますが。昨年は、いろいろお世話になりました。このブログも、100日を目標にはじめて、2ヶ月立ちましたが、毎日、多くの方に見ていただき有り難く思っています。一昨日、書いたように広告や印刷がない会社もお店もありませんが、広告や印刷をわかっている人は少ないということを痛感しています。広告会社の業務範囲は、4大媒体から印刷−印刷といっても名刺や封筒、会社案内、カタログなどいろいろあります—インターネットもホームページの作成からブログや最近はFace…

ロゴの話
名刺や看板にはロゴマークを入れて作るのが普通です。
正式にはロゴタイプといって文字を図案化しものを指しますが、シンボルマークもロゴと呼んでいます。
シンボルマークであるイメージロゴや、社名を図案化したもの、また、気に入ったフォントをロゴ代わりに使う場合や直筆もあります。
イメージではApple…

印刷と広告
早いもので2012年10月からブログをはじめて70日目になります。
印刷や広告がない企業やお店はないのですが、印刷や広告を正しく理解している人は少ないので、少しでも伝えることができればと思い、このブログをはじめました。
印刷はないよとか、広告は出さないよという企業や店もありますが、どんなに小さい会社でも名刺くらいは印刷しますし、社名入りの封筒も印刷するでしょう。
どんなに小さい店でも看板はありますし、飲食店であればメニューも必要です。
B…

媒体系代理店
広告代理店のなかには、一昨日書いたハウスエージェンシーという企業グループに属し、そのグループの広告を主に扱う会社があります。グループ企業の広告のみを扱う会社もあれば、グループ以外の広告も扱う総合広告代理店もあります。ほかに、媒体系の広告代理店があります。媒体とは広告を掲出する対象で、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌を4大媒体といいます。ほかに看板、駅構内や電車、バスなどの車内広告、インターネット、生活情報誌やクーポン紙など、すべてを総称して媒体と呼んでいます。新聞社やテレビ局など、広告媒体の子会社で、親会社である新聞社の広告のみを扱う代理店と親会社である新聞社やテレビ局以外の媒体も扱う総合広告代理店があります。通常、新聞社やテレビ局など、広告媒体には広告営業の担当部署がありますが、歴史が浅い媒体は別として、媒体の営業がスポンサー企業の広告を直接扱うことはありません。スポンサーから直接受注する広告は、媒体の子会社である代理店が担当します。毎日何十件と掲載される新聞広告や、朝から晩まで放送するCMを制作し、さらに、スポンサーからの入金まで管理するのは膨大な作業です。どのスポンサーの広告をどの面に掲載するか、どの時間帯にオンエアするかを管理し、また、広告が媒体の方針にあっているか確認するだけで精一杯なのです。媒体の営業が直接スポンサーを訪問することもありますが、受注後の制作などは、広告代理店に依頼します。全国の広告代理店から出稿を引き受ける新聞社やテレビ局が多いのですが、なかには、特定の代理店とだけ契約し、その他の代理店からの出稿は媒体の子会社である代理店を通じて引き受ける新聞社やテレビ局もあります。広告は、マーケティング戦略から広告戦略、いつ広告を掲出するか、どのように掲載するか、またどの媒体に掲出するかなど、総合的な企画力と判断力も要求されますので、広告代理店の役割は重要です。広告会社には、マーケティング戦略や広告戦略の企画から広告制作までを担うPR会社と、媒体の手配を行う広告代理店があります。以前も書いたように、企画から制作までを担うPR会社と媒体を手配する代理店は別というケースが一般的ですが、日本と韓国は、広告代理店がPR会社の業務と媒体手配の両方を担っています。…

比較広告
欧米ではよくみる比較広告は、日本や韓国ではほとんど見かけません。比較広告というのは、自社商品をライバル商品と比較して、優位性をアピールする広告です。比較広告のモラルを口にする人もいますが、客観的データにもとづく比較広告であれば、モラルの問題はなく、法制上も、客観的なデータや事実にもとづく比較広告は認められています。たまに目にする「業界初」「世界最小」などという表現も比較広告の一種ですが、「○年○月○日現在」など、客観的な根拠を記載しています。昨日も書いたように、欧米では「一業種一社」の原則があり、たとえばトヨタの広告を扱う会社は、日産やホンダの広告は扱いません。「一業種一社」であれば、広告会社として比較広告の提案は容易ですが、日本や韓国では、ひとつの広告会社が競合社の広告を扱うこともあり、比較広告は提案しづらいのです。比較広告ではありませんが、客観性がない「最高」「最高級」「最上級」などの表現は禁止されており、また、「新製品」という表現も、商品によって使用できる期間が決まっています。「極上」という名前の商品の広告を扱ったことがありますが、いかがなものかと迷いました。極上、至上、最高など、客観性にもとづかない表現は認められず、新製品も基準がありますが、これらの単語が商品名に入っている場合、どこまで掲出して良いか曖昧です。ヘッドコピーに商品名を使うことはよくありますが、極上、最高などという単語は、広告基準に抵触する恐れがあります。万一、新製品○○などと名の商品が登場すると、いつまで立っても新製品という広告を続けることにもなってしまいます。これら使用禁止の語句を使った広告を掲出すると、(広告会社ではなく)広告主が、営業停止処分を受けることもあります。公正取引委員会がどういう判断をするのか、ちょっと興味があります。…

広告業界 ハウスエージェンシー
ハウスエージェンシーと呼ばれている広告会社があります。企業グループに属し、親会社の広告宣伝を扱う広告会社です。韓国のSamsung、現代、ロッテなど財閥系企業は、グループ内にハウスエージェンシーをもっています。ハウスエージェンシーは、鉄道会社系のように、もともと親会社である鉄道広告の管理からスタートした会社もあれば、代理店手数料を目的としてスタートした会社もあります。広告の出稿が多い会社や企業グループは、その手数料もバカになりません。近頃の広告会社は、広告の取り扱いだけではなく、スポンサー企業のマーケティング戦略会議にもメンバーとして参画しています。同じ企業グループに属すハウスエージェンシーは、機密が漏洩する心配が少ないメリットがあります。韓国でハウスエージェンシーが多い理由のひとつかもしれません。欧米の広告業界では「一業種一社制」の原則があります。マクドナルドの広告を扱う会社は、他のハンバーガーチェーンの広告は扱いません。「広告代理店が競合社の製品の購買も促進する」という矛盾が生まれないためですが、マーケティング戦略に深く関わるので、機密漏洩を回避するためでもあります。例外が、日本と韓国です。たとえばSamsungのハウスエージェンシーはLGの広告は扱いませんが、ハウスエージェンシーではない広告会社だと、同じ広告会社がトヨタとホンダの広告を扱うなど、1つの広告会社が競合社の広告を扱うことも珍しくありません。大手の広告会社には、大口スポンサーの専門チームがあるので、漏洩の心配はありませんが、中小の広告会社のなかには、企業モラルとして競合社の仕事を受けない会社もあります。不動産や求人など、専門に特化している広告会社は、当然ながら、同業の広告を多く扱っています。また、欧米ではマーケティング戦略を企画し、また、広告制作を担当するPR会社と広告媒体を扱う広告代理店は別というのが一般的です。一方で、日本と韓国は、広告会社がマーケティング戦略から広告制作、広告媒体の手配まで、一括で扱う特徴があります。…

広告業界用語 アゴアシ
広告業界の用語で「アゴアシ」というのがあります。アゴは「食事」、アシは「交通費」を意味しますが、遠方の場合など、日を跨ぐ場合には、宿泊費も含みます。アゴアシ込みで契約するケースと、アゴアシは実費というケースがあります。アゴアシ込みの契約だと問題ないのですが、実費の契約では注意が必要です。その人の自宅や事務所を基準にすることが多いのですが、なかには、直前の仕事の場所からの交通費で請求してくる人もいます。講演会で、アゴアシ実費でタレントを呼んだことが何度かあります。直前に近くで仕事があったとかで、そこからの交通費だけで良いということで安く済んだことがあります。逆に、下見を兼ねて遠回りしてきたとかで、その交通費も請求して来たタレントがいました。丁重にお断りして、自宅基準で払いましたが。タレントだと、本人と一緒にマネージャも来るケースがあります。アゴアシ実費の契約では、マネージャの交通費や宿泊費も実費負担が原則ですが、マネージャという名目で家族を連れてくるタレントもいます。宿泊費は1部屋だけで済むのですが、1人のタレントがマネージャの名目で家族を2人連れて来たことがあり、本人+1人分だけ払い、もう1人の分は勘弁してもらいました。プロは、はじめから出演料いくらでアゴアシは込みまたは実費と決めますが、アマチュアは、バスなどの送迎と食事のみを用意する「アゴアシのみ」、あるいはアゴアシなしで謝礼を決めることもあります。女性に和服や浴衣の出演を依頼すると、ヘアーセットや着付け料が発生します。プロは自分で着付けができるので、はじめからオール込みで幾らと決めますが、アマチュアだと、自分でできない人も少なくありません。日本では、ヘアーセットや着付け、着物の洗濯代等の相場を加味して謝礼を決めますが、韓国ではそうもいきませんので、プロアマを問わず、自分で着付けができる人にオール込みで依頼しています。男性の和装の着付けは、それほど難しくありません。ちょっと練習すれば、自分で着ることができます。…