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広告企画 ボウリング
- 2012/11/12
- マーケティング・広告, 韓国ビジネス
かなり前の話ですが、ボウリング場から依頼を受けたことがあります。
このボウリング場では、売上が落ち込んでおり、新しい層を取り込むため、レディースデイを設けたり、近隣の企業を精力的に回って利用券を配ったりして、新規利用者数の取り込みに努めていますが、その割に売上が回復しないという相談です。
このボウリング場では、売上が落ち込んでおり、新しい層を取り込むため、レディースデイを設けたり、近隣の企業を精力的に回って利用券を配ったりして、新規利用者数の取り込みに努めていますが、その割に売上が回復しないという相談です。
ボウリング場の売上は、貸靴、ゲーム、ドリンクや菓子で構成されています。
貸靴売上は、ほとんど変わらないので、利用者数は落ち込んでいないと判断しました。
一方、ゲーム売上とドリンク売上は、減少しています。
ゲーム売上は、1人当たり1ゲームいくらで課金します。
ゲーム売上が減っているのは、一人当たりゲーム数が減っているということ。
また、ドリンク売上が落ちているのは、滞在時間の減少を意味します。
売上減というと、集客を増やすことを第一に考えがちですが、ボウリング場は利用する層も時間帯も限られています。
利用者が減っていない以上、集客よりも客単価アップを図る方が有効です。
そこで、ゲーム数を増やし、客単価をアップする方法を提案しました。
ゲーム数が増えれば、ゲーム売上はアップしますし、自然に滞在時価も伸びて、ドリンクの売上にも繋がります。
そこで、ゲーム数が増えるほど、ゲーム単価が安くなるXデーを設けました。
ボウリングは、1人当たり平均2〜3ゲームです。
4〜5人でボウリング場に行っても、体力に差があるので2〜3ゲームであがりたいという人が出てくると、その人に合わせて、皆、ゲームを終わらせます。
でも、そのXデーだけは、先に上がる人もいますが、続ける人もいます。
先に上がった人は、ドリンクを買って応援を続けます。
その習慣が出来ると、ゲーム数もドリンクも増えだろうと考えたのですが、ずばり的中。
はじめは、Xデーだけがゲーム数もドリンク売上も伸びましたが、徐々に他の日にも波及しました。