韓国は2007年から日本酒の輸入量が急増し、輸出量・輸出額とも年々、増加しています。
ほとんどが日本料理店や日式など飲食店で消費されています。
市場価格は日本の3〜5倍。
輸入会社等は税金が高いといいますが。
韓国の日本酒の関税や酒税等を合わせた実効税率は約53%程度(VAT除く)で、税金と輸送費を考慮すると、日本の市場価格の2倍ほどで売れるはず。
高値の一番の理由は流通。
日本酒は製造メーカー(蔵元)から輸入会社、輸出会社、問屋を経由して小売店や飲食店に届けられますが、これらのマージンが高いのです。
韓国は酒類の輸入会社や問屋は専業が義務付けられており、また、配送は専用車両、業者間取引は専用カード決済など高コスト。
さらに問屋の力が強く、値段が崩れません。
酒蔵が直接、韓国の輸入会社に販売するケースもありますが、輸入会社・問屋ともマージン率を高めに設定しています。
輸入会社の免許(酒類輸出入卸)で、直接消費者に販売することはできませんが、自社が輸入した酒のみ飲食店や小売店へ販売(卸売)できます。
とはいえ、絶対的な販売数が少ない日本酒だけの配達は高コストとなるので、絶対数が多いビール等を扱う問屋に委託するケースが多く、値段が高くなります。
現状1;蔵元>輸出会社>輸入会社>問屋>飲食店・小売店
現状2;蔵元>輸入会社>問屋>飲食店・小売店
(参考)ワイン;蔵元>輸入会社>飲食店・小売店
韓国の消費者のコスト感覚は、日本と大差ありません。
価格が2倍以内に下がれば、もっと数量が出ると思うのですが、3倍以上だと割高と感じる消費者が多いかもしれません。
内外の価格差が小さいワインは市場が拡大しています。
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