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DTPとデータ送付
- 2013/3/13
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物販など日本向けと韓国向け商品が異なる場合には、韓国向けに新規にデザインを起こすことになりますが、インバウンド観光の場合、日本向けと韓国向けをかえる必然性は基本的に少ないです。
データのやり取りは、韓国ではwebhardというクラウドが一般的です。
データを送る側は、webhardの指定フォルダにPCからデータをコピーします。
受け取る側は、webhardにアクセスして、データをPCにコピーします。
日本からデータをもらう場合は、CD-ROMを郵送してもらっていましたが、いまはメールやデータ便などで、データを送ってもらうことが多くなっています。
DTPがはじまったころは、インターネットの速度が遅く、デザインデータをインターネットで送ることは困難で、MOが主流でした。
デザイン事務所は、デザインデータをMOで印刷会社や広告会社に渡します。
MOがCD-ROMにかわり、いまはクラウドやデータ便など、インターネットでのデータ送付が主流になっています。
データ便は複数のサイトがあり、いずれも一定のデータ量までは無料で、データが大きくなると有料になりますが、デザインデータの多くは、無料枠で十分間に合うデータ量です。
パンフレットやリーフレットなど、日本で日本語で作成したデザインデータをメールやデータ便でデータを送ってもらい、原稿の内容を韓国語に翻訳して印刷します。
もちろん、日本で作成したデータをそのまま印刷することも可能です。
韓国の印刷は、日本と比べて3割ほど安く、韓国から日本に送るEMSの送料は、日本から韓国に送る料金と比べて、6割ほど安く済みます。
印刷の仕上がりは、印刷所によってバラツキがあります。
韓国の印刷は個人事業者が多く、印刷をコーディネートする事務所を通じて発注するのが一般的ですが、そのコーディネートを業とする事務所の品質管理レベル次第です。
経験豊富で、しっかりしたポリシーを持っているコーディネート事務所は、しっかりしたポリシーをもっている印刷所と付き合っています。
日本と同等か、あるいは日本の印刷会社を上回る品質の仕上がりも可能です。