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パブリシティ広告
- 2013/4/30
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広告は、いうまでもなく、広告主の商品やサービスを宣伝するもので、パブリシティは、ニュースなど客観的な記事、論説は媒体社の主観的な考えを伝えるものです。
パブリシティと論説は、広告主とは一切関係ないのが原則で、かつて、福沢諭吉は、自身が発行する新聞で、売薬に批判的な論説を書き、広告主の製薬メーカーなどから反発を受けたことがあります。
福沢諭吉ほどの人物ですから、広告主の意向には一切、関係なく自身の考えを述べることができたのでしょう。
広告には、新聞の記事下広告やテレビのスポット広告など一般の広告と記事広告があります。
一見、記事やニュースのように見える作り方をしている広告もありますが、新聞や雑誌では「記事広告」「全面広告」、テレビでは「広告放送」など表示をすることがあります。
パブリシティと広告は、本来は別物なのですが、パブリシティ広告もあります。
公共性を問われる新聞やテレビなどでは、パブリシティと広告を区別するために、前記のように「広告」という表示をすることがありますが、広告主体の情報誌など、記事と記事広告を区別なく記載している媒体もあります。
ある施設がスポンサーとなって、主催イベントでテレビ番組を構成したことがあります。
このように、テレビ番組や、或は、新聞、雑誌など、スポンサーの情報を発信する目的で、番組や特集記事を企画することもあります。
スポンサーの情報を発信する番組内で放送するCMや、新聞・雑誌の特集ページに載せる広告は、そのスポンサーの広告と扱っている商品やサービスなど関連広告のみです。
テレビドラマなどを見ていると、特定商品を大きく映し出すことがあります。
これもパブリシティ広告の一種です。
自動車が多いのですが、パソコンもよくみます。
漠然と見ていると判りにくいのですが、番組のスポンサーではない商品を大きく映しだすことがあります。
番組の最後に流れるテロップをクレジットといいますが、そのクレジットに企業名が出てくるので、パブリシティ広告と推察できます。
SBSやMBCなど、テレビで放送されたときの写真を大きく貼り出している店がありますが、パブリシティなのかパブリシティ広告なのか。。。
このパブリシティ広告は、広告費の割に良い効果を得られることがあります。