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販促品;傘
- 2013/3/28
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傘を持つ手元にロゴを印刷します。
今どきの日本では、販促品として傘をもらうことはありませんが、韓国では定番の販促品です。
江戸時代にも、傘を販促PRに活用した人がいます。
三越デパートの前身である越後屋呉服店を創業した三井高利です。
越後屋では、突然、雨が降ってきたときに、買い物に傘を貸し出すサービスを行っていました。
越後屋は傘を貸す親切な店ということで、評判になりましたが、傘を返すついでに買い物をしてくれるお客様もいるなど、プラスαの効果もありました。
返しに来ない人もいたようですが、催促はしませんでした。
傘には越後屋の名前を大きく書いてあったので、たとえ、返しに来なくても、その傘を使ってくれれば、宣伝効果があったわけです。
広告をださなくても、傘を借りた人が広告マンとなって宣伝をしてくれます。
いまでも、デパートの包装紙や買い物袋は、お客様が持ち歩いてくれる、一種のPRグッズですが、同じような越後屋の傘も同じようなものでした。
日本は雨が多く、傘は必需品ですので、好みの傘を持ち歩く習慣があります。
韓国は雨が少なく、普段は持ち歩かない上、外出するときに雨が降っていても、帰りに晴れていることも多く、置き忘れることが多いアイテムです。
社名などが印刷してあっても、あまり気にしないようです。
また、社名などの名入れは、傘本体への印刷も可能ですが、手元への印刷が多く、ほとんど目立ちません。
傘は2〜3千W台から5万W台、なかにはもっと高い傘もありますが、1〜2万W前後以上の傘は、デザインもよく、作りもしっかりしている傘も多く、長く使ってもらうことができます。
ちなみに、pluxkrで1万W前後で用意している傘のなかには、市場価格が2万W位の商品もあります。
日本人にとっては、販促品として傘はピンと来ませんが、三井高利にあやかって傘をプレゼントするのも良いかもしれません。
なんといっても、1673年創業ですから、340年も続いている老舗なのです。