販促品とギフト

契約を促したり、契約者や取引先などに配布したりする販促品やギフトを発注するポイントです。

ギフトは、特に印刷を施すことはなく、誰から贈られた品か表示する程度で十分です。
日本では、のし紙が一般的ですが、韓国では名刺を貼るのが一般的で、名刺そのものを貼ったり、パッケージに贈り主をシールで貼ったりします。

販促品には、契約を促す目的で大量に配布する品と契約者に配布する品があります。
ギフトに印刷を施すことはありませんが、販促品にはブランドや会社名を印刷します。

日本ではティッシュペーパーをよくみかけますが、韓国ではウェットティッシュです。
文具ではボールペンやメモ用紙、手帳などが定番ですが、手帳は数が少なければ、既製の手帳を使って、表紙カバーだけオリジナルで作ることもできます。

ギフトの発注
ギフトは商品を選んで、ギフトを扱う事業者に贈り主の情報を伝えるだけです。

販促品の発注
ロットは商品によって異なります。
ティッシュペーパーに挟み込む紙はオフセット印刷なので、発注の流れは印刷とほぼ同様ですが、販促品の多くは、印刷や名入れができるスペースも方法も限られます。内容は、せいぜい、ロゴや社名くらいです。

まずは、商品を選んで、ロゴや社名など、刷り込む内容を決めます。
販促品はシルク印刷が多いのですが、ボールペンであれば型押しもあり、布製のタオルなど、シルク印刷のほか、刺繍が選択できる商品もあります。
型押しや刺繍はシルク印刷と比べて内容や書体など、選択の幅は少ないですが、洗濯を繰り返したり、擦れたりするような場合、素材によってはシルク印刷よりも長持ちします。

商品と入れる内容が決まったら、在庫と見積、納期を確認します。
元々の商品が輸入品の場合は、輸入時の為替によって価格が変動することもあります。

ロゴを印刷する場合は、清刷りか、圧縮していないデータを用意します。
提示されたデザイン校正を確認し、校正が終わったら製作にかかります。

ちなみに、韓国では発注時か、校正が終わって製作にかかる前に代金を払うのが通例です。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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