Newsweek 韓国、28年ぶりに「少女像」前で集会できなかった慰安婦支援団体 対立深まる

<元慰安婦の支援を標榜する正義記憶連帯(正義連)28年間、日本大使館前で水曜集会を開催してきたが、正義連の不正を糾弾する市民団体が正義連の定位置で集会を開催し、紛糾している……>

元慰安婦の支援を標榜する正義記憶連帯(正義連)は2020年7月8日、水曜集会を「記者会見」形式で実施した。
正義連は28年間、日本大使館前で水曜集会を開催してきたが、正義連と尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長の不正を糾弾する市民団体が正義連の定位置で集会を開催し、同地管轄する鐘路区庁は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する名目で、大使館前を集会禁止場所に指定した。

元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが、正義連と前理事長の尹美香氏の問題を提起して以降、不正疑惑が増大し、保守系市民団体「自由連帯」が、6月24日の水曜日に旧日本大使館前で、正義連の解体と慰安婦像の撤去を求める集会を行なった。鐘路区の集会禁止命令を受けて、自由連帯も「記者会見」を実施した。警察は正義連と自由連帯間の衝突を防ぐため、慰安婦像がある場所を半分に分けて2団体を配分したというが、自由連帯のキム・サンジン事務総長は、警察が正義連側に多くの空間を割り当てたとし、警察の不公正と職権乱用の責任を問いたいと述べた。

 

記事全文 28年ぶりに「少女像」前で集会できなかった慰安婦支援団体 対立深まる

kazNewsweek記者

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広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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