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広告企画 食品PR
- 2012/11/10
- マーケティング・広告, 韓国ビジネス
カップヌードルの発売は1971年9月、その5ヶ月後に浅間山荘事件が起こりました。
浅間山荘事件はリアルタイムで放送されましたが、機動隊員が、平均気温マイナス15度の寒さのなか、配給されたカップヌードルをおいしそうに食べるシーンが全国に放送され、知名度がアップして、ヒット商品になったといわれています。
寒いなかで温かいラーメンを食べるシーンは、ラーメン好きの日本人には、言葉がなくても、十分においしさを伝える映像になります。
日清も広告会社もまったく意図しなかった映像がヒット商品を生み出しました。
ワインやチョコに含まれるポリフェノールが身体に良いとされて、ワインブームが起こりました。
フランス人は、肉やバター、チーズなど脂肪分の多い食事を摂る割に、心臓疾患が少ない「フレンチ•パラドックス」から、フランス人がよく飲む赤ワインに含まれるポリフェノールが注目されたのがきっかけです。
ワインやチョコレートは、ポリフェノールが多く含まれていますが、野菜や果物、緑茶など、ポリフェノールを含んでいる食品も多いので、わざわざチョコレートやワインを摂る意味が薄いことが、さまざまな検査で明らかになっています。
そうはいっても、ワインやチョコレート、コーヒーなどは嗜好品です。
きっかけはともかく、気に入って継続摂取に繋がれば、PRとしては成功の部類に入るでしょう。
食品PRで好きなコピーがあります。
「チョコレートは明治」
明治以外にもチョコレートをつくっている会社は多く、日本国内一位の明治のシェアは、4分の1程度ですが、とてもわかりやすいコピーですね。
ちなみに、日本国内のチョコレート大手は、明治、ロッテ、森永、グリコの4社で、70%を占めています。
韓国では、チョコレートの消費はまだまだ少ないのですが、2009年1300億Wに満たなかった市場が、今年は2000億Wと予想され、今後の成長が見込まれているひとつです。