商業印刷物
- 2013/1/6
- 日本語・印刷
会社案内
以前も書きましたが、会社案内には3つの目的があります。
1 顧客(見込み先も含む)に会社のポリシーや製品などを伝えて取引をスムーズにする。
2 採用予定者に会社のポリシーや業務内容を伝える。
3 社員や家族に会社のポリシーやビジョンを伝え、求心力を高める。
最近はパワーポイントで作ることも多くなりましたが、パワーポイントだと、受け取ったときには目を通しますが、見返すことはほとんどありません。
数が少なければデジタル印刷機で印刷し、製本することもできます。
カタログ
ビジネスがB to Bのみで、製品が限られる場合には、会社案内とセットで作ると良いでしょう。
B to C商品の内容を詳しく伝えるには、カタログが一番です。
耐久品で高額な商品や、販売代理店などに配布するカタログはパンフレット、大量消費品で消費者に配布するカタログはリーフレットがよく使われます。
ポスターとバナー
A4判、A3判、A2判、A1判など、掲示するスペースに合わせて作ります。
数量が少なければ、デジタル印刷だと1枚からでも印刷できます。
屋内ポスターはコート紙などに印刷しますが、屋外に掲示するポスターは耐水性を高めるためにニスを塗るか、数量が少なければ、ユポ紙などの耐水性の紙に印刷します。
何度も繰り返して使う場合も、ユポ紙を使うと破れにくいので便利です。
屋外掲示や、何度も繰り返して使う場合は、ユポ紙以外にも布にシルク印刷をするバナーを作る方法もあります。
シルク印刷は布以外にも、ガラス、金属、プラスチックなど紙以外の素材に幅広く用いられる印刷で、販促ノベルティ品やプリント基板や計器の目盛り、液晶ディスプレイなどにも利用されています。
チラシ
日本では新聞折込みチラシはB列が基準なので、B4とかB3が多いのですが、新聞講読が普及していない韓国はA4列などA列が基本です。
新聞折込みが普及していない韓国では、チラシやリーフレットは、手配りやポスティングが一般的です。
ほかに、包装紙、紙袋、ビニールや布製の袋なども商業印刷です。
袋類は既製の袋に印刷する方法と印刷してから製袋する方法があり、数が少なければ前者、多ければ後者の方が安く上がります。
パッケージは、印刷してから箱にするので、数が少ないと割高になります。