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KOREA Benri 写真教室 ポートレート写真
- 2020/5/9
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人物ポートレートのセオリーは、
・中望遠レンズ
・絞りを開放(F値を最少にする)
・目にピントを合わせる
人物写真を見る人は、写っている人物の目を見る傾向があります。
セオリー通りの撮影は、目にピントが合い周囲がボケるので、写真を見る目をモデルの瞳に集中させる効果があります。
が、PLUX流ポートレートは、頭のてっぺんからつま先までと着衣はすべてピントを合わせ、背景をボカします。
セオリーの撮影だと、衣服や髪もボケが生じます。
今日は撮る!という日は、あれこれ迷って服を選ぶのが普通で、特に女性は髪や化粧、ネイルにもこだわる人が少なくありません。
背景までしっかりピントを合わせると、写真を見る人の視線が定まらなくなりかねず、人物にピントを合わせて背景をボカして撮るように意識しています。
最新のiPhonなどには背景を擬似的にボカすポートレートモードがあり、スマホの画面ではそれなりに見えますが、大きく伸ばすと不自然さが残ります。
スマートフォンやコンデジでは難しく、センサーサイズが大きいほど容易な撮影技法です。
但し、観光旅行の記念写真、報道用、広告の切抜き用など、背景まできっちりピントを合わせます。
ぜひチャレンジしてみてください。