コンサートと多国籍

CMC(カマラータ・ミュージック・カンパニー)のコンサートがありました。

CMCは、多国籍のアマチュア合唱団、セミプロ合唱団、プロ・アマ混成のオーケストラで、多くの国のメンバーで構成されていて、韓国人もいますが、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、スイス、ロシア、日本など、ソウルか近郊に住んでいる様々な国籍を持つメンバーで構成されています。
外国人の宿命で入れ替わりも多く、これまで42カ国の1000人以上が在籍しました。

多くの国籍を持つ人々が、ある期間、一同に介し、ひとつの音楽を作り上げています。
「音楽に国境はない」はいいますが、「音楽に国籍はない」ことを実感します。

ソウルは国際都市で、多くの外国人が居住しています。
いままでソウルで出会った在住外国人は、上述のアメリカ、カナダやフランス、ドイツなどの欧米のほかにも、中国やインドはもちろん、コロンビア、ペルー、南アフリカ、エジプトなど、世界各国に及びます。
会ったことがないのは、中東くらいかもしれません。

旅行者も多く、昨年、韓国を訪問した外国人は1000万人を超えました。
日本を訪問する外国人が800万人強ですから、日本よりも多くの外国人が訪問しています。

電車や地下鉄の駅は、すべて、韓国語ほか、英語日本語、中国語の表記があります。
地下鉄はもちろん、バスも、韓国語と英語のアナウンスがあり、主要駅や主要なバス停では、日本語と中国のアナウンスもあります。

日本に居住する韓国人は1年もいれば日本語ができますが、韓国に居住する日本人は3年〜5年かかります。5年以上、住んでいても韓国語が出来ない人も珍しくありません。
日本は、外国人に対してバリアフリーでないので、日本語ができないと生活が大変ですが、韓国は地下鉄をはじめ、韓国語ができなくても、それなりに生活できるからなのでしょう。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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