カーリング世界選、日本代表チームを支えたのは日本人女性が作ったおにぎり弁当だった
3月15日から23日まで、韓国・議政府(ウィジョンブ)市で「カーリング女子世界選手権2025」が開催された。韓国での開催は2009年以来2回目で、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場権が争われた。日本からは2月の日本カーリング選手権で優勝したフォルティウスが出場。13チームの総当たり予選を経て、カナダが2年連続19回目の優勝を果たし、開催国・韓国は4位、日本は4勝8敗で9位に終わった。
約1週間の大会期間中、日本チームを支えた2人の日本人女性がいた。ソウルで日本料理店を経営する岩嵜由佳さんと、陸上日本代表チームの食事をサポートしている松谷紀枝子さんである。管理栄養士の資格を持つ2人は、朝6時から午後2時半まで、毎日2食のおにぎり弁当を調理し続けた。海外での試合では、選手が普段どおりのコンディションを保つことが難しい。食事の環境を日本にできるだけ近づけることが、2人に託された役割だった。
選手のパフォーマンスを支えるのは、氷上の技術だけではない。慣れない土地で口にする「いつもの味」が、心身のコンディションを整える。韓国に暮らす日本人が、その土地に根ざした経験と技能で母国の代表チームを支える——日韓をまたいで暮らす人びとの存在が、こうした場面で静かに力を発揮している。
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カーリング世界選、日本代表チームを支えたのは日本人女性が作ったおにぎり弁当だった(外信記者・佐々木和義)



