韓国のごみの出し方 ― 分別ルール・従量制ごみ袋・粗大ごみと、透明ペットボトルの別分別【2026年版】
韓国のごみ出しは、指定の従量制ごみ袋(종량제 봉투)を買って出すのが基本です。日本と大きく違うのは、生ごみを専用の袋・容器に分けること、そして透明ペットボトルを他のプラスチックと分けること。この2つを外すと過怠料の対象になります。この記事では、住みはじめてすぐ必要になる分別の実務をまとめます。
まずどこに聞くか
ごみを出す場所と時間は建物によって決まっています。アパートやオフィステルは管理事務所、ヴィラなどは住居地の該当区庁に問い合わせます。入居のときに不動産会社や家主を通して確認しておくと確実です。
燃えるごみ(一般ごみ)と従量制ごみ袋
生ごみ・資源ごみ・粗大ごみを除いた生活ごみは、指定の従量制ごみ袋に入れて出します。袋を買うことが処理手数料を払うことにあたります。
- 家庭用は半透明の白、業務用は黄色。家庭用は10・20・50リットルなど、業務用は50・100リットルなどがあります。
- 地域のスーパーや大型マートで買えます。「쓰레기 봉투 주세요(スレギ ポントゥ ジュセヨ)」と伝えてサイズを指定します。
- 袋は区ごとに指定されているのが原則です。引っ越したら使えるかどうかを管理事務所で確認してください。
出すときは、ごみを入れて袋の口を十字に二回結び、指定された時間帯に出します。
生ごみ ― 専用の袋と容器
生ごみは飲食物専用のごみ袋に入れて、団地内の専用容器に出します。購入時は「음식용 쓰레기 봉투(ウムシクヨン スレギ ポントゥ)」と伝えます。
次のものは生ごみではなく一般ごみとして出せます。硬くて砕けないもの、動物の飼料にならないものが目安です。
- 果物:くるみ・栗・ピーナッツ・どんぐり・ココナッツ・パイナップル・桃などの皮、杏子や柿の種
- 肉類:骨、羽毛
- 魚介類:貝殻、カニやエビの殻、フグの内臓
- その他:ティーバッグ、ハーブの粉末
【2026年版】透明ペットボトルは別に出します
飲料水・飲み物の無色透明のペットボトルは、他のプラスチックと混ぜずに単独で出すことが義務づけられています。共同住宅には専用の回収箱が置かれています。
出し方は、ラベルをはがし、中身を空にして、つぶしてフタを閉める。この状態で専用の回収箱または透明ペット用の袋に入れます。
一般のプラスチックに混ぜて出すと、1回目は警告、その後は10万ウォンから、繰り返すと最大100万ウォンまでの過怠料の対象になります。日本から来て最初につまずきやすいのがここです。
資源ごみの分別
種類ごとに分けて、一般のビニール袋に入れて出します。
- 紙類:新聞紙、本、ノート、包装紙、段ボール、紙袋、紙箱、牛乳パックなど(ビニールコーティングされた紙袋は不可)
- ガラス類:ビール瓶、酒瓶、炭酸飲料の瓶など(板ガラス、鏡、耐熱食器、乳白色の瓶は不可)
- 金属類:飲料缶、スプレー缶、ブタンガス缶、アルミ、ステンレス食器、工具、針金など(ペンキ缶、油缶、有害物の容器は不可)
- 発泡スチロール:家電の包装材、魚や果物の運搬容器、汚れていないカップ麺の容器など
- プラスチック:PET・HDPE・LDPE・PP・PS・PVCなどの表示があるもの(筆記具、ボタン、ソケット、玩具、歩行器、電話機、使い捨てカメラ、電気ストーブは不可)
- 蛍光灯:蛍光灯、電球(割れたものは不可)
- ビニール:白・黒などのビニール袋(インスタントラーメンの袋、汚れた袋は不可)
粗大ごみ
従量制ごみ袋に入らない家具、家電、ベッド、事務機器、エアコンなどは粗大ごみです。勝手に出せません。
インターネットまたは電話で申し込み → 決済 → 申告済み証明を出力して品物に貼付 → 指定場所に出す → 回収、という流れです。料金は地域と品目によって異なります。
日本と違ってつまずきやすい点
- 袋を買うことが手数料 ― 指定袋以外で出すと回収されません。
- 生ごみが独立している ― 一般ごみと同じ袋には入れられません。
- 透明ペットボトルが単独分別 ― プラスチックとまとめると過怠料の対象です。
- ルールは区ごとに違う ― 引っ越したら前の区の感覚が通じないことがあります。



