寒さをビールで凌ぐ? 忘年会の前に
- 2019/12/3
- 韓国生活と文化
ビールは夏の飲み物と考えがちですが。。
ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒は身体を温める効果があります。
夏の暑い盛りにビアホールで冷たい生ビールを飲んで、しばらく経つと火照ってきた経験はありませんか。お店が冷房を弱くしているという人もいますが、ビールの身体を温める効果が作用しているのです。
冷たいビールを口にした直後、体温は一時的に下がりますが、時間とともに上昇します。
口に入れた直後の清涼感を求めて注文し、時間が経つと体温が上がって注文を繰り返す。。
ビアホールで次々と飲みたくなる所以です。
逆に焼酎、ウイスキー、ブランデー、ヴォッカといった蒸留酒には体温を下げる効果があります。
アルコール度数が高い焼酎を口にすると一時的に温まりますが、体温は時間とともに下がります。
韓国の会食はソジュがつきものですが、ソジュばかり飲んでいると、家に帰る途中で冷えてきます。
忘新年会シーズン、ソウルの朝晩は氷点下に下がります。
寒さ対策は、ソジュよりビールや日本酒です!
日本のビールと日本酒で身体を温め、売上にも貢献しましょう。
それと…会食の席ではアルコールばかりではなく、水も飲むこと。
水より酒!という人がいますが、アルコールの合間に水を飲むと悪酔いを防ぐ効果があり、なかには、酒席の途中で水を出す居酒屋もあります。
体内のアルコールが薄まって、まだ呑めそうだと追加で注文する客が多いのだとか。
風邪をひくとぬるいビールを飲むドイツ人人がいて、どれだけビール好き?と思ってしまいますが、たまご酒と同じく身体を温める効果があるのです。