住居の種類

住居契約形態

賃貸不動産の契約形態にチョンセ(伝貰)とウォルセ(月貰)があります。
チョンセ契約:入居時に売買相場の50~80%程度の保証金を払い込み、契約期間中の家賃はない。
ウォルセ契約:入居時に保証金を払い込み、月々の家賃を払う契約形態。保証金を上げて月々の家賃を下げたり、保証金を下げて月々の家賃を増額する交渉も可能。光熱費や共益費等の管理費は入居者負担が基本です。
チョンセ契約は、抵当がチョンセ額(保証金額)を上回ると、いざというとき全額返済されないことがあるので、不動産会社等を通じて事前に確認することが大切です。

【住居形態】

・サービスレジデンス

家具など生活に必要な設備が整っており、ホテルと同レベルのサービスを受けることができます。居住空間が広く、フロントデスク、ビジネスセンター、コミュニティー空間などが整っています。

・アパート・オフィステル

日本の分譲マンションに相当する住居で、水道、ガス、暖房などの設備が整っています。電話やインターネット、ケーブルテレビ等は配線済みで、依頼するとすぐに開通します。
アパート団地は警備員が24時間常駐しており、周辺にはさまざまな生活施設が整っています。
オフィステルは事務所兼住居で、一般に交通の便がよく、収納家具などが設置されている物件が多いことから単身者や若い夫婦が住居として利用するケースが多々あります。

・ヴィラ

家賃がアパートやオフィステルより安い共同住宅で、管理人や警備員は常駐していません。大型家電や収納家具が備わっている外国人専用ヴィラもあります。

・ワンルーム・コシウォン

部屋面積が狭いかわりに賃貸料が安く、大学の周辺に多い住居形態です。
留学生等の他、若い会社員の利用も増えています。コシテル、ワンルームテル、リビングテルなど様々な名称で呼ばれています。
上記の他にゲストルームや単独住宅(一戸建て)などがあります。
駐在員はアパートが多く、オフィステル、サービスレジデンスと続きます。
家賃はサービスレジデンスがもっとも高く、アパート、オフィステル、ヴィラの順です。
現地採用者はヴィラ、留学生やワーキングホリデーはワンルームを選ぶ人が多いです。

【家電・大型家具】

アパートやヴィラなど、エアコン、ガステーブル、冷蔵庫等の大型家電や家具がついている物件はさほど多くありません。日系の不動産コンサルタント会社は家具レンタルに対応しているので相談すると良いでしょう。居住期間が2~3年以下だとレンタルの方が安く済むケースが多いです。

 

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