故あって、印鑑を作ってみました。
韓国では印鑑作りはお手軽で、道ばたに露店で商売していたり、
小さな店舗で営業していたりと様々ですが、今ではそのほとんどが、
PCで入力して、切削機械につないで自動的にやってくれるタイプ。
完成まで30分とかかりません。
しかし、このお店は、なんと!手書きの印鑑店でした!!
当たり前なんですが、印面は鏡像、反対向きです。
それを手書きでススッと書く様は感動的です。
「上」という字が反対(鏡像)なのがわかりますでしょうか?
これを普通に書くように、こともなげに書くんですね。
いや、すごいです。
書いたものを見せてくれてオッケーであれば、これも手作業で掘削していきます。
所要時間はそれでも30分ちょっとです。
手書きの利点はPCと違い、一点物だというところ。
コピーができないということです。
PCだと全く同じ物がいくつもできてしまいますから、安全性の面では抜群です。
値段は印鑑の素材にもよりますが、1万5千ウォンくらいから。
私は2万5千ウォンのつげの木でつくりました。
それでも日本よりは格段に安いですよね。
韓国でのショッピング項目に追加のおすすめ品です。