銀行口座開設とカード
- 2018/10/16
- 銀行口座の開設
銀行
ソウルには日系銀行の支店がありますが、法人専用で個人口座は開設できません。個人口座は韓国の一般銀行で開設します。
法人口座開設:必要書類;事業者登録証、銀行印
個人口座開設:必要書類;外国人登録証、印鑑は任意
外国人専用窓口ではパスポートでも口座開設ができますが、一般窓口は外国人登録証で本人確認を行います。パスポートで口座を開設した後、外国人登録証への変更も可能です。口座開設時に、印鑑または署名を登録します。
窓口で現金を引き出す際、印鑑を登録した口座は印鑑、署名を登録した口座は口座開設時に提示した身分証が必要です。
口座を開設する際にチェックカードとインターネットバンキングも申請すると良いです。
チェックカード
日本のデビットカードと同様、カード支払い時に口座間で決済を行うカードで、キャッシュ一体型カードが一般的です。後払い式の交通カードが付帯しているカードもあります。
発行対象:銀行に預金口座を持っている満14才以上または満18才以上
年会費:無し
支店によっては即日発行される。
インターネットバンキング
銀行や口座の種類によって、一定回数まで振込料が無料となるサービスがあります。
申込み先:本支店を訪問して申込み
必要書類:身分証(外国人登録証)、印鑑またはサイン
申請後にセキュリティカードまたはOTPカードを受領し、インターネットバンキングに接続して、電子認証書を発行すると利用可能になります。
スマートフォンなどを利用するモバイルバンキングサービスや電話で手続きを行うテレバンキングサービスもあります。
チェックカードとクレジットカード
1000W以上の店舗での買い物は、カードが使用できるのが原則です。
チェックカードは口座開設時に申請し、支店によっては即日発行されます。
クレジットカードは韓国内専用カードと海外兼用カードがあり、海外兼用カードはMaster、VISA、AMEX、JCBから選択します。
チェックカードとクレジットカードには銀行系カードと流通系カードがあります。
銀行系のクレジットカードは外国人でも発行を受けられますが、流通系カードは難しいようです。
海外送金
一件当たり1000米ドル以下は自由に送金できます。
送金方法:電信送金(Telegraph Transfer、TT):一般的な方法
送金小切手(Demand Draft、DD):急を要しない場合や小額送金
必要書類:外貨送金申込書、外国人登録証、目的によっては送金事由を証明する書類
必要情報:送金者の氏名、住所、電話番号、受取人の氏名、住所、電話番号、送り先の銀行名と支店名、支店住所、口座番号、SWIFT CODE、銀行番号、氏名や住所、銀行口座情報は英文の記載になるので、送金前にSWIFT CODEと合わせて英語綴りを銀行のサイトや支店窓口で確認します。
海外送金の受取り
海外の送金者に知らせる内容:受取人の取引銀行名·銀行の本支店住所、口座番号、SWIFT CODE、受取人氏名の英字綴り
※金額等によっては準備書類が変わることがあります。
自動送金口座
KEBハナ銀行や新韓銀行など、海外送金の専用口座の開設サービスがあります。
国内送金と同様の簡便な手続きで海外に送金できるサービスで、入金すると登録口座宛に自動送金します。
なお、KEBハナ銀行の日本国内支店とSBJ銀行にも海外送金専用口座サービスがあり、日本から韓国への送金に便利です。