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知っているようで知らないマナー〜コーヒー・茶菓と食事〜
- 2020/2/21
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マナーは時代とともに変わり、世代によって異なります。
相手の世代に合わせた正しいマナーが身についていれば韓国式、難しいときは誤った韓国式より日本の正しいマナーで接しましょう。
コーヒー・茶菓のマナー
商談・面談など
★提供者
ノックをして入室します「失礼いたします」
コーヒーカップと皿(茶碗と茶托)に分けて盆に載せ、部屋に持ち込んでからサイドテーブルでセットします。
コーヒーカップは、取手が左、スプーンは柄が右です。
セットを終えたら1人1人に、小声で「失礼いたします」と伝えながら、各人の右後ろから供します。
提供する順番は、相手の上位者→下位者、その後、自社の上位者→下位者です。
応接は、入口から離れた席から最上位者→最下位者の順に着座するのが原則ですので、序列がわからないときは奥から順に提供して構いません。
菓子を一緒に提供するときは、先に菓子を出し、続いて茶を供します。
配置は左から菓子・茶・おしぼりの順です。
★供される側
茶菓を供して戴いたら礼をいうのが基本ですが、重要な話をしているときは目礼で構いません。
★飲み方
コーヒーを飲む時、右利きなら砂糖やクリームなどを入れたあと、カップを半回転させ右手で持ちます。
左手はカップの下に添えますが、取手付きのカップは添えなくても構いません。
食事のマナー
茶碗・汁椀・小皿は手に持ちます。
皿を手に持たないおかずは懐紙を下に添えるのが原則ですが、懐紙がないときなど左手(左利きは右手)を下に添えても構いません。
食事中の会話は箸を置いて話し、あるいは傾聴します。
笑うときは手で口を覆います。
※韓国では食器は持たず、ご飯と汁は匙で食べ、おかずは箸で食べるのが基本です。
但し、日本人の場合、茶碗や汁椀を手に持ち、またご飯を箸で食べる日本式マナーも許容されます。