決算書・監査報告書、転任挨拶状の印刷を承ります
- 2020/1/3
- 新製品ニュース
- 報告書、決算書、挨拶状
決算書や監査報告書、各種報告書等の印刷や製本を発注する際、公開前情報の漏洩防止はとても重要です。
韓国の印刷は1工程1工場が基本で、元請けとなる発注先と情報管理の覚書を交わしても、下請けなど協力会社まで覚書の効力が及ぶ保証はありません。
また、小ロット印刷で主流のアナログマスター印刷は、製造過程で発生するロスを見込んで、注文分を上回る数量を印刷します。その残余分が、産廃業者が引き取るまで誰でも見ることができる状態で放置されることはよくあります。
PLUXは印刷業界が内包する情報漏洩リスクの軽減に取り組み、決算書や各種報告書など情報漏洩を防止するシステムを構築しました。
適正な管理に加え、ロスの発生が少なく仕様によっては一工場で完結するデジタルマスター方式の採用など、考え得るさまざまな情報漏洩の防止に取り組んでいます。
また、転任挨拶状は表記上のルールがあります。PLUXは日本語は日本語ルール、韓国語は韓国語ルールに則って作成しています。
♦ 印刷発注の手続き
印刷物は、人件費が用紙やインク等の原価を上回ることがあります。
見積は「工程単価×数量」で積算します。工程単価は「標準作業時間×工程ごとの時間単価」が基準です。
ちなみに、HP制作は「時間単価×作業時間」で計算する業者もありますが、PLUXはHP制作でも「工程単価×数量」を採用しています。作業時間は担当する編集者等で変動するからです。
印刷やHPの制作費は、ディレクターやデザイナー、編集者等の手間が多いと高くなり、少いと安くなります。
印刷・HP制作ともデザイン+校正2~3回が基本です。
1)発注・・文字原稿はテキスト、ワード、パワーポイントなどでご用意ください。エクセルは編集者の手間が多く、金額が高くなります。
ロゴはAIファイル(拡張子 .ai)、写真等の画像はJPGまたはPNGファイルをご用意ください。
PDFのロゴやJPG、PNGの画像解像度が印刷に適さない場合、再度ご用意いただくようお願いすることがあります。
2)デザイン提出・・1案が基本ですが、複数案を提示し選択いただくこともできます。
3)初校・・文字等の間違いやフォント、画像のトリミングなどを確認します。
※大幅なデザイン変更はコスト増となりますが、多少のレイアウト修正は金額に影響しません。
4)再校(第2校)・・初校で伝えた内容が指示通りに直っているかを確認します。
6)三校・・再校で指示した修正が正しく直っているか確認します。
7)校了・・修正がなく、印刷あるいは公開に進む指示を校了といいます。
制作会社の標準的な見積では、デザインはレイアウト修正を想定し、初校も多少のレイアウト修正は想定しますが、再校・三校はデザインやレイアウトの変更を伴う修正は想定していません。
発注担当者がチェックして三校まで進んだ後に上司等の決済を仰いで変更が入るケースがあります。標準的な見積りでは想定外となり、修正代が別途発生することがあります。
初校時までに上司等の決済を仰ぐことも発注費を抑えるポイントとなります。