日本ブランド

先週、日系2社の社長と韓国でシェアが大きい日本ブランドの話題になりました。

なんといっても、一番はデジタルカメラでしょう。
デジタル一眼レフカメラは、CanonとNikonの2社で約90%のシェア。
残りの10%にOlympusとSonyも含まれるので、ほとんど日本ブランドが占めています。
コンパクトデジカメは、Samsungが50%近くを占めていて、Canon、Nikon、Olympusなど日本ブランドが続きます。

メガネのレンズはHoya とNikonが多いと聞きましたが、レンズだけ買うことはないので、実際のシェアは不明です。

輸入自動車はレクサスが一番でトヨタブランドも含めると、相当数になりそうですが、輸入車自体のシェアが少ないので、自動車全体から見るとごくわずか。
輸入ビールも、どこでも見かけるアサヒが1位ですが、ビール全体に占める輸入ビールの割合が5%程度なので、市場全体から見ると微々たるものです。

コンビニで店舗数が最大だったファミリーマートは、韓国ブランドのC&Uになりました。
ほかに、ガステーブルのリンナイはよく見かけますし、ヤクルトおばちゃんを見ない日はありません。

B to Cではシェアが少ない日本ブランドですが、B to Bは結構あります。

乙支路の印刷団地で使われているオフセット印刷機は、実際に数えたわけではありませんが、三菱と小森で7割近いのではないでしょうか。
これにシノハラが続き、小型機もRYOBI。

ちなみに、デジタル印刷機ではHPが圧倒的で、FUJIXEROXが続いています。
Konica Minoltaは見たことがありますが、Canonは見かけません。

その他、SamsungやLGの液晶機器のガラスをはじめ、日本企業が供給する部品は少なくありませんが、ブランドとして出てくることはありません。

韓国に来たのも、PLUXを立ち上げたのも、広告会社で培った経験を日本ブランドに役立てたいという思いから。
やるべきことは山ほどあります。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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