全羅北道ツアーその2
全羅北道ツアーの後半は、パンソリ体験から全州韓屋村、そして益山(イクサン)の百済遺跡へと続く。前編(茂朱テコンドー園・馬耳山塔寺)とあわせて1泊2日でまわるコースだ。
パンソリ体験
パンソリは、韓国の伝統的な語り物音楽で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。体験プログラムでは、まず歌詞を学んでから、講師のあとについて実際に歌ってみる。メロディー自体は難しくないが、楽譜を使わずに口伝で継承されてきた音楽であるため、西洋音楽に慣れた人には独特の難しさがある。

全州韓屋村
全州を代表する観光地で、700棟を超える伝統韓屋が密集して建ち並ぶエリアだ。順天の楽安邑城や安東の河回村のような素朴な民俗村とも、ソウルの北村のような閑静な住宅地とも異なり、格式のある伝統家屋が街並みとしてぎっしり集まっている独特の空間になっている。新しく建てられる建物も伝統様式に合わせて建築されるため、街全体の景観が保たれている。全州名物のビビンバも、この韓屋村周辺で味わえる。


益山・王宮里遺跡
百済の武王(在位600−641年)の時代の王宮跡とされる遺跡だ。従来、聖王が泗沘(現在の扶余)に遷都してから百済滅亡までの間、都はずっと泗沘にあったと考えられていたが、発掘調査により武王の時代にこの益山にも王宮があったことが判明した。百済史の理解を書き換える発見として注目され、現在は復元整備が進められている。


益山は、扶余・公州と並んで古代日本と交流の深かった百済の重要な遺跡群があるエリアだ。2015年には「百済歴史地区」として、公州・扶余の遺跡群とともにユネスコ世界文化遺産に登録されている。
よくある質問
Q. 全州韓屋村の特徴は?
A. 700棟を超える伝統韓屋が密集する街並み。新築も伝統様式で統一されている。
Q. 全州の名物は?
A. 全州ビビンバとマッコリが代表格。
Q. 王宮里遺跡はなぜ重要?
A. 泗沘遷都後も益山に王宮があったことを示す発見で、百済史の理解を更新した。世界文化遺産「百済歴史地区」の構成資産でもある。
