曹渓寺
曹渓寺(チョゲサ)は、韓国仏教最大宗派である曹渓宗の総本山だ。韓国では珍しく都心の繁華街に位置しており、地下鉄1号線・鐘閣(チョンガク)駅から安国(アングク)駅へ向かう通りに面している。仁寺洞や景福宮とあわせて、半日の散策コースに組み込みやすい。
大雄殿(テウンジョン)
境内の中心に建つ大雄殿は1938年に建てられたもので、韓国最大級の木造平屋建築として知られる。堂内には釈迦牟尼仏・阿弥陀如来・薬師如来の三尊が並び、日中は絶えず参拝者が訪れる。都心にありながら、一歩足を踏み入れると空気が変わる場所だ。

仏具店街とテンプルステイ情報センター
鐘閣から曹渓寺へ向かう通りには仏具店が軒を連ねる。法衣や木魚、仏像といった本格的な仏具のほか、数珠やろうそく、お香、人形やキーホルダーなどの土産物も扱っており、見て歩くだけでも楽しい一角だ。
道路を挟んだ向かい側には「テンプルステイ総合情報センター」があり、地下には仏教書や経典を扱う書店が入っている。テンプルステイ(寺院での宿泊体験)に関心があれば、ここで情報を集められる。
燃灯祝祭(ヨンドゥンチュクチェ)
毎年、釈迦生誕日(旧暦4月8日)の前後には「燃灯祝祭」が行われ、境内は色とりどりの提灯で埋め尽くされる。直前の週末には清渓川(チョンゲチョン)沿いにも提灯が並び、ソウルの初夏を代表する風物詩となっている。燃灯会はユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

アクセス
地下鉄1号線・鐘閣駅2番出口から徒歩約5分、3号線・安国駅からも徒歩圏内。仁寺洞の骨董品街や景福宮とも近く、周辺観光とまとめてまわりやすい立地だ。
よくある質問
Q. 拝観料はかかる?
A. 韓国の多くの寺院と同様、境内の参拝は自由に行える。
Q. 見学の所要時間は?
A. 境内はコンパクトなので30分程度。仏具店街の散策を含めても1時間ほど。
Q. 燃灯祝祭はいつ?
A. 釈迦生誕日(旧暦4月8日)前後。年によって日付が変わるため、訪問予定があれば事前に確認したい。

