帰国前に運転免許?

日本の運転免許保持者は、無試験で韓国の運転免許を取得できます。
韓国の運転免許を取得するメリットは3つです。

1)韓国内で自動車を運転できる
2)国際免許を取得できる
3)公的身分証明書

1)は運転しない人には関係ないし、日本で発給を受けた国外運転免許で十分という人もいるでしょう。但し、レンタカーは国外運転免許証では借りられないことがあります。
2)日本以外の第三国に行く際、国際免許を簡便かつ安価に取得できます。
3)駐在や留学を終えて完全帰国する場合、外国人登録証の返還が義務付けられています。
自主返還しなくても空港の出入国審査の際に没収されます。

すべての登録や契約を解除等して帰国するなら身分証は不要ですが、韓国に旅行する際の費用を残したい、貯蓄や退職金を円が高くなってから換金したいなど、韓国の銀行口座を残したまま帰国する人が少なくありません。
身分証をパスポートに切り替えることは可能ですが、銀行の本人確認は住民登録証または外国人登録証が原則。本人確認書類がパスポートの場合、利用制限があります。
その1つがチェックカード。完全帰国後も残高があれば有効期限まで使用できるものの、期限後の更新はできません。その点、免許証は本人確認書類として有効です。

韓国の運転免許証の有効期間は、発給から10年。免許証の有効期間内であれば、チェックカードの発給はもとより、送金手続きも簡便です。

【取得手続き】
[必要書類]
・日本の運転免許証
・運転免許証抜粋証明(日本運転免許証証明)
・パスポート
・外国人登録証
・写真3枚(4×3枚)
(・出入国事実証明書…免許証の取得場所によって求められることがある)

(1)領事部または領事館で運転免許証抜粋証明(日本運転免許証証明)の発給を受けます。
必要書類は、日本の有効な運転免許証とパスポートです。
窓口の混雑状況によりますが、申請から30分前後で発給されます。

(2)免許センターまたはソウルグローバルセンターで免許申請
居住地最寄りの免許センターでも良いですが、領事部で証明書を受け取る方は、ソウルグローバルセンターが便利です。領事部から徒歩15分ほどです。
ソウルグローバルセンターの5階にある免許証窓口に行き、申請書と上記の必要書類を提出します。
適正検査(身体検査)後、近隣の眼科等で視力検査を受け、検査結果を受け取ってグローバルセンターに戻ります。
視力検査を除くと30分もかかりません。

(3)免許証取得
午後5時までに手続きを終えると即日発給されます。
運転免許証は交換発給ですので、日本の運転免許証を預けることになりますが、預けた免許証は日本行き航空券を持参すると返還され、以後、預ける必要はありません。
日本に一時帰国の予定がある方は、航空券を持参すると預けることなく、運転免許を取得できます。

取得費用(2023年)
・運転免許証抜粋証明(日本運転免許証証明)-21,000ウォン
・韓国運転免許証-8,000ウォン
・証明写真-1万-3万ウォン
・視力検査-数千ウォン(病院による)
・出入国事実証明書-2000ウォン(住民センターで取得)
半日ほどで、すべての手続きが終わります。

 

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