韓国旅行の必需品 ── 胃腸薬・目薬・歯ブラシ・風邪薬
韓国旅行では、日本と環境が変わることもあり体調管理が欠かせない。韓国料理は唐辛子やにんにくをはじめ辛いもの・刺激物が多く、季節によっては屋内外の温度差も大きい。言葉の壁で現地の薬局に頼りにくい場面もあるため、いくつかの常備薬・日用品は日本から持参しておくと安心だ。旅行者だけでなく、駐在・留学で韓国生活が長い人にとっても役立つポイントを紹介する。
胃腸薬
キムチや唐辛子、にんにくをはじめ、辛いインスタントラーメンやアルコール度数の高い焼酎など、刺激物を日常的に口にする韓国では、胃腸薬(キャベジン系など)が旅行者・在住者を問わず重宝する。実際、キャベジンは韓国人観光客の間でも人気が高く、日本のドラッグストアでまとめ買いする姿がよく見られるほどだ。日本の正露丸も即効性があり定番だが、韓国人には匂いが苦手な人が多いため、お土産にする場合は注意したい。現地の薬局で売っている市販薬は韓国人向けに成分が強めに作られていることが多く、自分の体質に合った薬を日本から持参しておくのが無難だ。旅先でお腹を壊すと、それだけで旅の楽しみが半減してしまう。
目薬
韓国は総じて空気が乾燥しており、湿度が高いのは梅雨と台風のシーズンくらいのものだ。肌の乾燥対策以上に、目の乾燥は見落とされがちなので注意したい。加えてソウル市内では微小粒子状物質(PM10・PM2.5)の影響を受けやすい日も多く、抗菌作用のある目薬を用意しておくと安心だ。韓国では市販の目薬の種類が限られ、居住者は病院で処方してもらうのが一般的なので、旅行者は日本から持参しておいた方がよい。なお眼鏡やコンタクトレンズは韓国国内でも比較的安く作れ、明洞の眼鏡店では注文すれば即日〜翌日でホテルまで届けてくれる店もある。韓国製レンズのほか、日本メーカーのレンズを選べる店舗もある。
歯ブラシ・歯磨き
韓国では使い捨てアメニティを減らす方針から、ホテルでの歯ブラシ・歯磨きの無償提供が制限されている。宿泊料に含まれる特1級(5つ星)ホテルもあるが、日本人旅行者の利用が多い特2級(4つ星)クラスでは別料金となるケースが多い。コンビニでも購入できるが、ホテルの有料アメニティ同様に質感がざらついていることが多く、価格もさほど安くない。旅行用のコンパクトな歯ブラシ・歯磨きセットも便利だが、1回の旅行で使い切ってしまうタイプも多いので、普段使い慣れたものを持参するのがおすすめだ。歯の健康に関わることなので、質にはこだわっておきたい。
風邪薬
ソウルの夏は屋外が35度を超える一方、室内は冷房でしっかり冷やされている。冬は屋外がマイナス10度以下まで冷え込む一方、室内はオンドルで20度以上と、季節を問わず室内外の温度差が大きい。この寒暖差で体調を崩しやすいので、風邪薬を持参しておくと安心だ。病院に行くほどではないが、薬局でどれを選べばよいか分かりにくい、という場面も多いので、普段使い慣れた薬を持っていくのが一番だ。なお韓国では「知らない・わからない」を「ない(オプソヨ)」と答える店員に当たることもある。薬局で「扱っていない」と言われても、別の店員や別の店で確認してみると、実は取り扱いがあったということも珍しくない。

