夜景サミット、韓国はどう伝えたか ― 記事12件と参加インフルエンサーの投稿

日本の自治体や観光施設がソウルに集まり、それぞれの夜景を紹介した一日は、韓国でどのように受け止められたのでしょうか。2026年10月12日に開かれた「夜景サミット 2026 in ソウル」について、10月20日までに編集部が確認できた記事と参加インフルエンサーの投稿から、韓国側の伝え方を整理します。
夜景観光で韓国の旅行市場との接点を探している自治体・観光関係者の方に、現地の反応を知る材料としてお読みいただければ幸いです。なお、KOREA Benri(運営:PLUX)は本サミットの韓国側事務局を務めました。
開催の概要
夜景サミットがソウルで開かれるのは、今回が初めてでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月12日(月)16:00〜20:00 |
| 会場 | ソウルドラゴンシティ 31階「Le Ciel」(ソウル市龍山区) |
| 主催 | 一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー |
| 出展 | 長崎市・北九州市・横浜市・藤沢市・久留米市(石橋文化センター)・あしかがフラワーパーク・東南植物楽園・伊豆ぐらんぱる公園の8団体 |
| 参加 | 日本側を含め約140名 |

当日の流れ ― 交流会、トークセッション、懇親会
第1部は交流会でした。出展団体ごとのブースで名刺交換と個別相談が行われ、各ブースには通訳が付きました。韓国の旅行会社やメディア、インフルエンサーが、日本側の担当者に直接質問できる時間でした。
第2部は、主催団体の代表理事である丸々もとお氏の開会あいさつで始まりました。続いて、来賓として韓国の柳仁村(ユ・インチョン)元文化体育観光部長官が、日本側を代表して長崎市の渡部貴徳副市長が、それぞれあいさつしました。
トークセッションでは丸々氏がモデレーターを務め、韓国の旅行インフルエンサー3名(@raegu9・@yeomi.travel・@korea_nightview)が登壇しました。「自然と光で創り出す幻想的なイルミネーション」「日本の都市が取り組む美夜景と夜型観光の魅力」「リゾート地で心躍るナイトタイムの過ごし方とイルミネーション」の3つのテーマに沿って、出展団体がそれぞれの夜の楽しみ方を紹介しました。
第3部は懇親会で、祝辞と乾杯のあと、抽選会が行われました。

参加インフルエンサーの夜景サミット投稿
当日参加されたインフルエンサーの方々が、ブログとInstagramで夜景サミットを紹介しています。10月20日時点で編集部が確認できたのは、NAVERブログ6件・Instagramリール動画6件の計12件です(タイトルは原文のまま)。はじめの3件は、主催者(事務局)の招待で参加された方の投稿です。
- 제법 쉬운 아이와 해외여행.(킬번댁)「일본 도시 야경 여행 best8 야경서밋 서울 관광 페스티벌」(10月19日)
- 로지의 프루스트「올겨울 놓치면 안 될 일본 일루미네이션 & 야경 명소 8곳」(10月19日)
- 게으른 INFJ의 여행 일기「일본 야경서밋 2026 in 서울 일본 야경 여행」(10月20日)
- 쏘스유(ソスユ)「야경서밋 2026 서울드래곤시티 후기 일본 야경여행 총정리」(10月14日)
- 밀라의 맛있는 이야기(밀라)「야경서밋 2026 일본 신3대 야경 여행 서울드래곤시티」(10月18日)
- La vida es bella(로아)「일본 야경 서밋 2026 후기, 일본 야경 여행 정보 한자리에」(10月18日)
- @ssongvely79(10月13日)
- @jhlee7531(10月13日)
- @u_h_o.o(10月13日)
- 쏘스유(ソスユ)(10月14日)
- @_fleurl_l(10月15日)
- @su_rugi_(10月17日)
一部の投稿には「#협찬」(PR)・「#초대」(招待)の表記があります。

韓国メディアはどう伝えたか
10月20日時点で確認できた記事は、8媒体の12件です。旅行専門紙、経済紙、地域紙、旅行メディアのブログと、媒体の性格はさまざまですが、切り口にはいくつかの共通点がありました。
いちばん多かったのは、「日本の地方都市が、夜景とイルミネーションを掲げて韓国人観光客の誘致に乗り出した」という構図です。東京や大阪の繁華街ではない行き先として、地方の夜を紹介する書き方が目立ちました。港町の灯り、庭園を彩る光、人の手で灯すろうそくと、地域ごとに夜の見せ方が違う点に注目した現場ルポもありました。
夜景を「その先」につなげる視点も共通しています。夜の楽しみで滞在時間を延ばし、宿泊や食事を通じて地域経済につなげたい。主催者や来賓のこうした発言は、複数の記事で取り上げられています。主催者へのインタビューから、「日本の夜景観光で、韓国を台湾を上回る市場にしたい」という目標を見出しに取った記事もあります。懇親会の祝辞を引いて、観光を訪問や消費にとどめず、人と地域をつなぐ交流として捉える考え方を紹介した記事も目を引きます。
一方で、紹介された夜間観光が韓国の旅行商品にどこまで反映されるかが今後の試金石になる、と結んだ記事も見られました。歓迎一色ではなく、商品化まで見届けようとする論調です。
このほか、出展施設を軸に東京発・伊豆高原1泊2日の旅程を組んだ旅行記事、各ブースの展示を写真で伝えた記事も出ています。
掲載記事は次のとおりです(タイトルは原文のまま)。
- 뉴스트래블「일본 8개 지자체, 야경으로 한국 관광객 유치 나섰다…서울서 야경서밋 개최」(10月12日)
- 뉴스트래블「카피바라와 빛의 정원, 온천으로 잇는 시즈오카 이즈고원 1박 2일」(10月12日)
- 에너지경제신문「[현장] 해가 지면 여행이 시작된다…서울서 만난 일본 ‘야경관광’」(10月12日)
- 이코노미톡뉴스「[현장] ‘밤의 일본’ 알린다…야경서밋 2026 서울서 개최」(10月12日)
- 이코노미톡뉴스「[포토] 나가사키부터 기타큐슈까지…야경서밋2026서 소도시 매력 알린다」(10月12日)
- 이코노미톡뉴스「“일본 소도시의 밤을 알고 있나요?“ 서울 용산서 야경 서밋 2026 열렸다」(10月13日)
- 한국경제「일본 지방도시 야경 소개 ‘야경서밋 2026 in 서울’」(10月13日)
- 비즈월드「[현장에서] “대만 제치고 한국을 야경 관광 1위로”…용산서 열린 ‘야경서밋 2026’」(10月13日)
- 비즈월드「[현장에서] “꽃 향기 나는 빛의 정원부터 밤바다 수놓은 불빛까지”…한·일 야간관광 ‘빛의 제전’ 개최」(10月13日)
- 미래세종일보「“밤을 넘어 사람과 지역을 잇다”… ‘야경서밋 2026 in 서울’ 개최」(10月13日)
- Travel Nomad(NAVERブログ)「[현장 스케치] “꽃과 빛, 그리고 밤의 매력”… ‘야경서밋 2026 in Seoul’ 성황리 개최」(10月13日)
- 트래블바이크뉴스「[현장]‘야경서밋 2026 인 서울’ 현장 취재… 한·일 야간관광, ‘빛의 경쟁’ 넘어 협력으로」(10月19日)
投稿と合わせて、10月20日時点で編集部が確認できた掲載・投稿は24件になります。
まとめ
ソウルで初めて開かれた夜景サミットについて、韓国では10月20日時点で記事12件、参加インフルエンサーの投稿12件が確認できました。記事の多くは夜景の美しさそのものより、旅行商品や滞在、地域とのつながりといった「その先」に目を向けていました。
掲載記事と投稿は、確認でき次第、イベントページに追記していきます。
📌 あわせて読みたい
・夜景サミット 2026 in ソウル ― 2026年10月12日、ソウルドラゴンシティ(掲載記事・レポートの一覧)


