ソウル市が最高裁で敗訴、421億ウォンの支払い確定 弘大・延南洞の人気公園「ヨントラルパーク」に存続危機
ソウル市が管理する「京義線森の道」公園をめぐり、敷地の使用料をめぐる判断が確定した。日本の最高裁にあたる韓国の大法院が2026年8月にソウル市の上告を退け、国家鉄道公団が課した421億2016万ウォン(約48億7227万円)の弁償金を適法と認めた2審判決がそのまま確定した。弁償金は無断占有に対するもので、本来の使用料の120%にあたる。
負担はこれにとどまらない。訴訟が続くあいだも使用料は積み上がっており、元本と遅滞利息を合わせた実際の支払額は約850億ウォン(約98億3242万円)に達する見通しだという。さらに今後も、毎年60億ウォン(約6億9400万円)を超える使用料が発生する。弘大・延南洞エリアの「ヨントラルパーク」として親しまれ、観光客にも定着したこの公園は、その存続そのものが問われる事態となっている。
公園の敷地は、もともと鉄道用地である。京義線は1905年に龍山と新義州を結ぶ路線として部分開通したが、のちにソウル駅を通る新線が本線となり、龍山線と呼ばれた区間は貨物輸送や待避線の用途に退いた。複線化に合わせて線路を地下に移し、その跡地を公園に整えたのが「京義線森の道」である。敷地を保有する国家鉄道公団と、公園を管理するソウル市という関係が、今回の使用料問題の背景にある。
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ソウル市が最高裁で敗訴、421億ウォンの支払い確定 弘大・延南洞の人気公園「ヨントラルパーク」に存続危機(外信記者・佐々木和義)


