対馬から「盗まれた仏像」、所有権はどこへ? 韓国大法院の最終判断とは
2023年10月26日、韓国大法院(最高裁)は、長崎県対馬の観音寺から盗まれた仏像をめぐる訴訟で、所有権を主張していた忠清南道・瑞山市の浮石寺の上告を棄却した。これにより、仏像の対馬への返還が確定した。
この仏像は2012年10月、韓国の窃盗団が観音寺などから盗み出して韓国に持ち込んだもの。同時に盗まれた銅造如来立像は2015年に返還されたが、観音菩薩坐像は浮石寺が所有権を主張して引き渡しを求める訴訟を起こし、返還が見送られていた。
一連の経緯は、盗難文化財の所有権をどう扱うかという国際的な論点をあらためて浮き彫りにした。日韓の文化財をめぐる関係にも影響を与える判断となった。
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対馬から「盗まれた仏像」、所有権はどこへ? 韓国大法院の最終判断とは(外信記者・佐々木和義)


