通仁市場
景福宮駅から歩いて10分ほどの場所にある通仁(トンイン)市場は、地元住民の生活に密着した昔ながらの市場だ。観光地化されすぎていない素朴さと、ユニークな「弁当カフェ」体験で、近年じわじわ人気が高まっている。
通仁市場とは
アーケードで覆われた200〜300mほどの通りに、肉・魚・野菜などの食材店や総菜屋、雑貨屋、靴店などが並ぶ。景福宮の西側に広がる韓屋の住宅地に隣接しており、観光客向けというより地域住民の暮らしに根ざした市場だ。ソウルには南大門市場・広蔵市場・京東市場など有名な在来市場が複数あるが、通仁市場はそれらに比べて規模は小さく、静かな雰囲気が特徴。

名物:엽전(葉銭)弁当カフェ
通仁市場の名物が「엽전도시락(葉銭弁当)」体験だ。市場中央にある「도시락 Cafe(弁当カフェ)」で、まず엽전(昔の貨幣を模したコイン、1枚500ウォン相当)を購入し、弁当容器を受け取る。加盟店になっている総菜屋をまわり、엽전でおかずを選んで容器に詰めてもらい、最後に弁当カフェに戻ってご飯とスープを受け取れば完成だ。2012年から続く体験で、手頃な価格と自分で選ぶ楽しさから、子どもから外国人観光客まで幅広く人気がある。
弁当カフェの営業は平日11時〜16時、週末11時〜17時(엽전の購入は平日15時・週末16時まで)。市場自体の定休日は毎月第3日曜日で、弁当カフェもこれにあわせて休みになる。
伝統市場商品券(オヌリ商品券)
韓国の伝統市場では、加盟市場・加盟店だけで使える共通商品券「オヌリ商品券」が発行されている。額面の一定割合以上を使うと現金でお釣りをもらえる仕組みもあり、地域の在来市場を支える施策として定着している。
アクセス
地下鉄3号線・景福宮駅から徒歩約10分。景福宮や西村(ソチョン)エリアの散策とあわせて訪れやすい立地だ。
よくある質問
Q. 弁当カフェの利用方法は?
A. まず엽전(コイン)を購入し、加盟の総菜屋でおかずを選んで容器に詰めてもらい、最後に弁当カフェでご飯とスープを受け取る。
Q. 営業時間は?
A. 平日11時〜16時、週末11時〜17時。毎月第3日曜日は市場全体が定休日。
Q. 通仁市場の見どころは弁当だけ?
A. 食材店・総菜屋・雑貨屋なども並び、地域住民の生活を垣間見られる点も魅力。景福宮・西村散策とあわせるのがおすすめ。

