繰り返すこと つづき

広告会社時代は、毎日のように企画書を作成し、毎週数本の企画書を提出していました。
近年、とくに官公庁や各種団体など、公的機関が発注する企画では、コンペによる発注が増えています。

官公庁や公的機関の発注には、入札、企画コンペ、随意契約があります。
入札は、発注者が提示した仕様に対して提出した見積のなかで、一番、安い業者と発注契約を結びます。

コンペは、発注者が予算上限を提示し、その予算内でなにができるか企画書の提出を求め、その企画提案書を見て、発注先を決定する方式です。

随意契約は、入札やコンペで発注先を決めた業務に付随するなど、その業者に発注するのが妥当な場合や、ほかに適当な発注先がない業務の契約です。

企画コンペの失敗は、不採用です。
公的機関の企画では、不採用の理由は公表されませんが、どこかの会社が受注しますので、目にすることができます。
その広告やイベントと提出した企画書を比較検証し、次回への糧とします。

企画コンペとは関係なく、企画を提案することもあります。
企画コンペと違って落選はありませんので、採用されなくても、再度、企画を提出できます。
11月14日に書いた三陸観光PRも、実は2度目に提出した企画です。
一度目に2種類の企画を提案したものの、採用されず、2度目にも同じく2種類の企画を提案したうちの1つです。

企画力をアップするポイントは、失敗を恐れず、一度ダメだったからと諦めずに、何度も繰り返し考えることです。

事前準備と現場での目配りも大切です。
事前準備では、何が起きるか、あらゆる可能性をシミュレーションして不測の事態に』備えます。
それでも、想定外の事態は起こりうるので、現場での目配りが大切になってきます。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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