販促品の渡し方

販促品を考える上で、どうやって渡すかも考える必要があります。
つまり、相手先が受け取る場所が、事務所や家でない場合は持ち帰る方法、渡す側が持ち歩く場合は、持って行く方法を考慮します。

記念品など式典等の来賓に渡すケース、展示会などで来場者に渡すケース、プロモーションなど店頭や街中で渡すケース、配って歩くケースがあります。

記念品など式典の来賓に渡すケースでは、ある程度、サイズが大きい商品を選び、紙袋など包装を用意するケースが一般的です。
特別に紙袋を用意する場合は、手持ちで帰れるサイズであれば良いのですが、普段、会社で使っている紙袋や封筒を使う場合は、袋や封筒のサイズも考慮します。
袋や封筒に比べて、小さすぎる品や大きくて破れてしまうのは避けるようにします。

展示会や店頭プロモーションなども、使い切りのボールペンやUSBのような小さいサイズだと良いのですが、大きいサイズになると、もらった人がどうやって持ち帰るか考える必要が有ります。

持参する場合は、持って行く方法も考慮します。
以前、持参用の販促品として、日本酒を使いたいという相談を受けたことがあります。
自動車であれば良いのですが、電車に乗って持ち歩くということで、重量を考えると一度に2〜3件が限界で、非効率です。

重量はさほどでなくても、大きいパッケージを何個も持ち歩き、訪問先で一個だけ渡すのは、見た目によくありません。
持ち歩く場合も、サイズや包装の考慮は重要です。

ボールペンでもブランドものになると、本体のサイズは小さくてもパッケージが大きくなり、以外と嵩張ります。
時計や万歩計も、そこそこのものになると、同じようにパッケージが嵩張ります。

プロモーションでブランドものなどを渡すケースはありませんが、持ち歩きの際には、パッケージのサイズも考慮します。

日本から韓国を訪問して複数箇所を回る場合や、韓国から日本を訪問して複数箇所を回る場合など、飛行機への持ち込みも考えます。

販促品や記念品は、もらった人の利便性に加え、もらった人の持ち帰りや、スマートな渡し方も考えて、選ぶと良いでしょう。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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