新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、１２月１７日、新たな方針が発表されました。

【目標】
３次接種の拡大及び医療体制の余力を拡大・充実化させるための時間を確保し、また重症・死亡者の減少により段階的日常回復を持続的に推進するための基盤を造成する。
【基本方針】
①重篤・重症・死亡患者の半数を占める未接種者の感染防止
②個人間の接触最小化により社会全般的な危険要因を取り除く

＜期間＞
２０２１年１２月１８日(土)～２２年１月２日(日)

＜私的な集まりの規制＞
【基本方針】
（変更前）接種の有無によらず首都圏6人、非首都圏8人まで可能
（変更後）接種の有無によらず全国４人まで可能
※ただし、同居家族、ケアを要する子ども・高齢者・体の不自由な人などは引き続き例外とする。

【飲食店・カフェ】
（変更前）防疫パスを適用し、私的な集まりの範囲で未接種者１人まで許可
（変更後) 防疫パスを適用し、未接種者等*は１人まで単独利用を例外として許可
* 防疫パス適用外ーPCR検査で陰性が確認された者、18歳以下の者、完治者、接種不可者を除く未接種者

＜営業時間制限＞
(変更前) 遊興施設は２４時まで、その他は制限なし
(変更後) １・２グループは２１時まで、３グループとその他は２２時まで

(１グループ) 遊興施設、ダンスホールなど
(２グループ) 飲食店・カフェ、カラオケ、浴場業、室内体育施設など
(３グループ) 塾、映画館・公演場、ネットカフェ、読書室など
(その他) 競輪・競艇・競馬場、パーティールーム、キッズカフェ、マッサージ・あん摩施設など

＜大規模なイベント・集会等＞
・団体・法人・公共機関・国家等が開催する地域の祭り
・説明会、公聴会、討論会、記念イベント、修練会、サイン会、講演、大会、訓練など
・結婚式、葬式、披露宴、1歳の誕生日の集まり

(変更前) ９９人以下のイベント・集会は接種者・未接種者の区別なく可能。
１００人以上のイベント等は接種完了者等のみで構成する場合、499人まで可
(変更後) ４９人以下のイベント・集会は接種者・未接種者の区別なく可能。５０人以上の場合は接種完了者等のみで構成する場合299人まで可能
但し、50人以上の場合は防疫パスを適用

– 防疫パスの例外だった公務や企業経営で必須な活動にも適用
例）企業の定期株主総会、国会会議、テレビ番組の制作・配信、展示会・博覧会、国際会議など

＜結婚式＞
以下、①または②のいずれか選択
①集まり・イベントの基準を適用
４９人以下は接種者・未接種者の区別なく可能、５０～２９９人の場合は接種完了者のみで構成、３００人以上は不可
②未接種者49人＋接種者201人の250人まで可能

＜日常におけるソーシャル・ディスタンシング＞
［学校］ 首都圏のすべての学校と非首都圏の大型・過密学校は、密集度を2/3*に調整する。
ただし、各地域の感染状況等を考慮して地域・学校別に弾力的な調整可
*小学校の密集度は５/６、中学・高校の密集度は２/３を基準とし、１２月２０日(月)から適用
幼稚園・特殊学校・保育施設及び小規模・農村漁村の学校は通常通りに運営

［職場］ 在宅勤務活性、時差出退勤時間を積極的に活用、非対面ビデオ会議を原則とする。
［公共機関］ 公共機関の対面イベントは延期または中止とし、公職者はソーシャル・ディスタンスの強化にともなう公共機関の集まりや会食の自粛などを徹底して遵守する。