ホームページとインターネットの活用 その2

2の販売〔消費者⇒企業へ〕を目的とするホームページでは、1の情報発信〔企業⇒消費者へ〕の手順に加えて、カートを設置します。

カートは独自に作ることもできますが、ホームページ用のカートを運営している会社カートをレンタルすると簡単です。
カートを運営しているサーバは品数と決済方法で選びます。
カード決済が可能なカートとカード決済に対応していないカートがあります。

カートに商品を入れたあと、ネット上で校正を行い、運用テストを行います。

楽天市場やGマーケットのようなインターネット通販のサイトに出店して、リンクを貼る方法もあります。
運営コストは高くなりますが、独自に作る場合と比べて初期コストを抑えることができ、決済や配送システムも充実しています。

ホームページの校正と運用チェックが終わったら、ドメインを取得してサイトを公開します。
なお、校正が終わってサイトを公開するまでに制作費を払うのが一般的です。

ドメインの取得
ドメイン名というのは、pluxkr.com のような独自のアドレスです。
www.xxx.co.jp、www.xxx.co.kr などのwwwはworld wide web の略語で、インターネットを通じて世界中からアクセスできるページです。
次に続く、xxxが独自の名称で、後に続くcoやneは業種を表し、jpやkrはドメインを発行・管理をしている国を表します。
comやnetのように国名がないのはアメリカで発行・管理しているドメインです。

業種分類は、co, com=企業、ne, net=ネットワーク事業者、or, org=団体、go, gov=政府機関、edu, ac=教育機関を表します。
国名は、jp=日本、kr=韓国、tw=台湾、cn=中国、hk=香港、uk=英国などです。
南極はaqが割当てられていて、ツバルという国が割当られたtvをテレビ局に売却したことも、一時期、話題になりました。
企業では、xxx.comやxxx.co.jpのほかに、xxx.bizやxxx.infoがあり、個人であればxxx.name、国を特定しないxxx.asiaなどもあります。
ドメインは、各国に管理する機関がありますが、ドメイン代行会社を通じて登録を行います。

ウェブサイトのデータを保管・管理するサーバは、自社で管理しても良いのですが、保守管理が大変で、ウェブ用のレンタルサーバを利用するのが一般的です。
ウェブサイト用のサーバは、インターネットで繋がっている国であれば、どの国のサーバでも借りて使うことができますが、会社や団体が所属する国かアメリカのサーバを借りるケースが多いです。

ドメインの取得やレンタルサーバとの契約、また、ドメインとレンタルサーバを関連付けする作業は自社でもできますが、制作会社が代行することも少なくありません。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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